こちら葛飾区水元公園前通信792

tenshinokuma2012-08-06

 8月になってしまいました。
 なんとなく、去年の節電ムードは感じられない気もしますが、どうなのでしょう。それでも、照明はやっぱり減ってるし、空調も弱めがあたりまえになっていて。夏季のノーネクタイはすっかり定着しましたね。ネクタイは嫌いなので、これはいいことだと思っています。

 世の中は、ロンドンオリンピックと官邸前デモで盛り上がっていますが。スポーツということでは、東京ヤクルトが気になります。いや、そうでもないな。首位だったのは遠い話、先発はなんだか良かったり悪かったり、故障者もたくさんいて、どうなんだよ、という。で、もういいです、という気持ちもあるな。でも、がんばって、2位でクライマックスシリーズに出て欲しいとは思っています。そうしたら、先発5本柱で日本シリーズまで行けるのではないか、とか。

 先日、江戸川放水路にハゼ釣りに行きました。今年最初のハゼです。妙典駅ができてからは、こっち側の方がアクセスがいいですね。ということで、電車で行きました。足場もあるし、自動販売機もトイレもあるし。昔は原木中山駅側だったんですけどね。
 釣果はというと、イマイチ。リールを使わないミャク釣りはけっこう楽しいんですけどね。ハゼがまだ小さくて、針を選ぶのを間違えたこととかもあって、息子と二人で27匹。まあ、天ぷらにして食べる分には、こんなものでいいのかも。おいしくいただきました。
 それにしても、あまり釣れなかったので、息子は泳いでいたし、ぼくもけっこう日焼けしてしまいました。日焼けは釣れなかったこととは関係ないか。
 もう少ししたら、また行く予定です。同じ妙典側で、もっと河口近くを予定しています。理由は、干潟があって、カニを捕まえたり貝を掘ったりできるからです。

 最近のマンガのおすすめはというと、あえて秋月りすの「OL進化論33」と言ってみたりします。20年間もやっていて、さすがに秋月もOLは死語だなって思っているみたいな、そんな自覚があるみたいですが、それにしても最新刊はそうした時間の流れを感じさせます。
 例えば、「35歳で独身で」というシリーズの作品がすごく減っています。もう、35歳で独身というのは、少しもめずらしくなくなっているので、成立しにくくなっているのでしょう。それから、登場人物の年収が会話の中によく出てくるのですが、これがけっこう低かったりします。本当に、景気が悪いこと、所得が下がっていることが、そういう時代が反映されているんだなあって、しみじみと思ってしまいました。こうなると、「OL進化論」というのは、実感ある失われた20年の記録といっても間違いないな、とも思うのでした。

 そんな時代の流れに関係なく、何も変わっていなくて驚くのが、宮下あきらの「私立極道高校2011」だったりします。話は、「男塾」のまま、何も変わっていないし、それどころか、男塾との戦いが始まってしまうという展開。唯一のびっくりは、江田島平八が故人になっていることなのだけれども、何となく、生き返って登場するんじゃないかと思っています。

 「へうげもの」はいよいよ徳川の時代になりつつあります。「チャンネルはそのまま」はバカ枠の話が人を安心させてくれます。「グラゼニ」では、スパイダース(モデルは東京ヤクルト)はがんばってるんですけどねぇ。「ばらかもん」の感覚は、何だか「よつばと!」にも近いけど。島で暮らしてみたいです。それと、書道って、それアリ?っていうところがあって、来年の書初めに、このノリで書く人がいてもおかしくないですね。習字だと怒られるかもしれないけれど、書初めは書道の範囲でしょうから。

 今、水村美苗の「母の遺産 新聞小説」を読んでいます。面白いけど、疲れます。この話はまたいずれ。

 最近、菅直人前首相の話を聞く機会があったのですが。脱原発と言うわりには、あまり積極的な政治活動をするようには見えず、終わった感が強いという印象でした。
 それにしても、政権交代時の三枚看板、菅直人鳩山由紀夫小沢一郎がみんな政権の中心から外れ、民主党自民党野田派になっているというのは、民主党崩壊というような他人事のような話ですませられないな、とも思っています。そうした中にあって、党を出て戦く姿勢を見せる小沢一郎はまだ政治家として現役感があるし、元首相であるにもかかわらず、官邸前デモに参加してしまう鳩山由紀夫は、それはそれである種の政治家としてのしつこさを感じてしまうのです。その点、崩壊し自民党化した民主党にしがみつき、現政権を擁護する菅直人はどうなのか。けれども、その菅直人ですら、今の野田首相よりははるかにまともな人間に見えてしまうというのが、今の政治だったりします。

 菅政権が脱原発という方針をとり、野田政権はそれを引き継いだはずなのに、そうなっていないのが、エネルギー基本計画改定で示された原発依存率。25%は脱原発という点ではありえないんですけどね。おまけに、原子力規制委員会の委員には原子力ムラの人を候補にしているし。こういう今の政府を、菅直人は擁護できないと思うんですけど。
 そうそう、その「エネルギー・環境に関する選択肢」について、8月12日までパブリックコメント(一般国民の意見)を募集しています。ご関心のある方は、どうぞ。せっかくなので、ぼくは書かせていただきました。
http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120702/20120702.pdf

 今、聴いている曲(8月1日夜)はというと、「這寄れニャル子さん」のミニアルバム「邪神曲たち」。その「太陽曰く燃えよカオス」の30分バージョン。なんだか、80年代のポップミュージックの12インチシングルに収録されている、Extended Versionを思い出します。無駄に長いけど、聴き続けている分には疲れなくていい、というべきでしょうか。
 (」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!