けっこう涼しくなってきたのに、ネクタイをあまり見なくなった。
いいことだと思う。この世で、もっともなくなってもかまわないものが、ネクタイだと思っているので。
あれほど、何の役にもたたないものもないと思う。
それでも、最低限のドレスコードとして、いままではネクタイがあった。けど、この夏をすごして、みんななくたって何の問題もないっていうことに気づいたんだろうな。上着を着ても、ネクタイなし。
まあ、考えてみれば、ネクタイをしなければ、原発が止まったままでも大丈夫って思うと、あえてしようとも思わないだろう。ネクタイと放射能、どっちがこわいですか、という単純なレベルなのかもしれない。でも、それはそれで本質的だとも思う。
「日常の合唱曲」のCDを買った。