トーキングヘッズ叢書No.45

tenshinokuma2011-01-25

 もうすぐ店頭に並びます。
 ということで、今回もご購読のほど、よろしくお願いいたします。

*******************


TH No.45「メランコリックな身体〜痛々しくも美しきカラダの偏愛学」1/29ごろ店頭に!

===================
トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.45
「メランコリックな身体〜痛々しくも美しきカラダの偏愛学」
===================

A5判208頁・定価1500円(税込)ISBN 978-4-88375-122-8
発行=アトリエサード/発売=書苑新社(しょえんしんしゃ)
1/29ごろ店頭に!

痩せた身体になぜ焦がれるのか。
傷ついた身体をなぜ愛おしく思うのか……
そこに秘められた魅惑を探る――。

〜身体を消し去ると「自由」になれる!〜

===================
■主な内容
===================
《図版構成》
小林美佐子〜心象風景としての陰鬱な身体●沙月樹京
小谷元彦〜異形の身体は、新しい知覚への扉
井桁裕子
山本タカトメランコリアの悲鳴●相馬俊樹
安蘭
中村きょう〜メランコリアの楽園●沙月樹京
ジゼル・ヴィエンヌ/黒田育世
藤林馨〜心の中の淀みを吐き出す●沙月樹京
ダン・ウィルレット〜痩身の禁欲美●相馬俊樹
古川沙織〜求道的痩身から噴出する至福のエロス●沙月樹京
――――――
佳嶋〜エレガントな幻想の肢体●相馬俊樹
こだま美瑠兎〜針のように細い手足●樋口ヒロユキ
こやまけんいち絵本館4〜十三人のお姫様の憂鬱
辛しみと優しみ3●人形・文=与偶
――――――
《18ページにわたる特別レポート》
ベルメールへの旅〜四谷シモンポーランド展同行記●菅原多喜夫
――――――
メランコリックな身体〜身体を消し去ること、希薄な身体で表現すること●沙月樹京
骸骨の思い出●高原英理
身体の未来とカンブリア爆発〜井桁裕子、ステラーク、「トランスフォーメーション」●樋口ヒロユキ
痩身のメランコリア〜コルセット、切腹、痩身●浦野玲子
――――――
壊れた白●最合のぼる
有用性を拒否した身体〜ダンスミニマリスト・森出●有科珠々
「生首」と「虐殺器官」との間●本橋牛乳
身体のない想いは時間を越える〜「夏目友人帳」の物の怪たち●本橋牛乳
――――――
間宮英三インタビュー〜装飾魂の原点回帰〜ボディ・ピアスが現代人にもたらすもの●取材=西川祥子
――――――
四方山幻影話6●写真・文=堀江ケニー
蛆も湧かない死体●文・写真=釣崎清隆
痩身礼賛の内幕〜ファッション・モデルと拒食症●西川祥子
――――――
Review
 「パウル・ツェラン詩集」●古川沙織
 スティーブン・レベンクロン「鏡の中少女」●林アサコ
 天野可淡三浦悦子●沙月樹京
 カフカ「変身・断食芸人」●梟木
 「マシニスト」●sdt
 中村明日美子ダブルミンツ」●さえ
 ほか
――――――
《小特集》 上杉満代〜他者へのメタモルフォーゼとイマージュとしての肉体の獲得
 上杉満代に聞く身体と言葉●志賀信夫
 「ベイビーメランコリア―夢六夜―」を振り返る●古沢俊美
 「ベイビーメランコリア―夢六夜―」《夢六夜》評●竹重伸一
 その孤独な、しかし豊穣な足跡〜上杉満代の踊り●竹重伸一
――――――
美のパルマコン6〜青少年健全育成条例について●樋口ヒロユキ
――――――
TH RECOMMENDATION
 金子雅和〜辺境にある者たちを包む幻想的な映像美
 「シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥーセンター所蔵作品による―」
 「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」●いわためぐみ
 吉岡雅哉〜コンビニ的な平穏な日常を打ち破る本能的な欲望!●沙月樹京
 山下陽子〜静謐の中の不吉な予感のざわめき●相馬俊樹
 「小谷元彦展:幽体の知覚」〜単純なキーワードでは語りきれない燦然たるオーラ●樋口ヒロユキ
 谷澤紗和子展「おたのしみ会の準備」〜空虚な祝祭、または祝祭の残滓●樋口ヒロユキ
 林良文〜パリで生み出された濃密なエロティック幻想●相馬俊樹
 アートと舞台をつなぐ朝倉摂の大回顧展●志賀信夫
 陰翳逍遥1〜桑原弘明展/大月雄二郎展/和田彰展/あいちトリエンナーレ/維新派ほか●志賀信夫
――――――
TH FLEA MARKET/加納星也、小林美恵子、志賀信夫、sdt、いわためぐみ、村上裕徳ほか
===================