鯖湖湯

tenshinokuma2010-10-02

 ということで、今日は飯坂温泉。昨年亡くなった大学の先輩の墓参り。といっても、場所は飯坂温泉である。温泉に入らない手はない。ということで、公共の浴場の中でもメイン、芭蕉も入ったという鯖湖湯である。
 浴室と脱衣所は突き抜けているという、いかにも温泉といったつくり。お湯は熱めだけど、壁には42度くらいでおねがいしますと貼ってある。でも、熱い湯がみんな好きみたいで、実際ちょっと熱かった。子どもは困るだろうな。でもまあ、入れない温度じゃない。おじだんたちは、ようやく熱くなってきたと言っていたので、さっきまでぬるかったのかな。でも、だとしたら、ぼくも入れないくらいの温度になるのだろうか。
 それにしても、開放感ある建物での昼間の入浴というのは、けっこう贅沢だ。
 このあと、穴湯温泉にある月の瀬という旅館まで歩く。そこが宿泊場所。料理はおいしかったし、従業員もいい感じだったし、露天風呂からの景色も悪くなかった。ちゃんとした旅館にとまるのは久し振りだな。
 そうそう、近くの天王寺というお寺にあるお墓にお参りした。ぼけ封じの観音様もいたので、こちらにも。
 行きは、金町から東武日光線経由で東北線に出て、各駅停車で福島まで。6時間くらいかかったな。でも、たまにはこうしたのんびと列車に乗るものいい。と言いつつ、ずっとトマス・ピンチョンの「メイスン&ディクスン」の上巻を読んでいたんだけど。