隅田川七福神

 昨日の朝風呂は、今年は第二寿美の湯。お湯が熱いので、子供たちはゆっくりあったまれなかった。いつもならうめてしまうのだけれど、この日は人が多すぎ。まあ、しょうがないですね。前日にもお風呂に入っているので、洗うというわけではなく、まあ、朝からさっぱりするっていうのも、いいかな、というところ。
 ロビーではここの銭湯の常連のかたがたが、ビールを飲んで適度に盛り上がっていた。これもまた、正月の風景、というところかな。

 なお、前日の自宅でのお風呂には、庭のローズマリーを刈りとって、たっぷり入れたのであった。けっこう、香りがきついです。

 昨日は、Aとうちの家族で、隅田川七福神めぐりをしてきた。本所吾妻橋を起点に、三囲神社から長命寺弘福寺向島百花園白髭神社、多聞寺へというコース。終点は、東武線の鐘ヶ淵駅
 息子がちょろちょろするので、あまりゆっくりと史跡などを見ることはできなかったのだけれども。ここの七福神ご朱印だけではなく、それぞれの場所で神様の名前を手書きで書いてくれる。千住も柴又も色紙に七福神の名前が印刷されていて、ご朱印をもらうのとは大きなちがいである。そんなわけで、書いてもらうだけで、500円もかかるので、六ヵ所すべてまわると、3000円なり。それだけに、ご利益も期待してしまうのであった。
 七福神なのに六ヵ所というのは、三囲神社に、大国神と恵比寿神がいるからなのである。
 途中、食べたものというと、まずは言問団子。六個で1100円。いい材料を使っていて、だんごそのものもふわっとした感触でおいしいのだけれど、一個200円近い団子というのは、ちょっと高いかも。
 さらに先に向島百花園のそばで、きびだんごを食べる。5本で250円。まあ、団子そのものが小さいけれども。子供たちはけっこう喜んで食べていたな。ゆでたての団子にきなこをまぶしてあって、おやつにちょうどいい感じ。
 七福神めぐりでは、だいたい最後の場所だけがちょっと離れていたりする。その多聞寺、お寺にありがちな、入口のところに、今月の一言、というような言葉が貼られていたりするのだけれど、この日は日本国憲法の第二章、第九条なのであった。殺生をしないという仏の教えなのである。

 夜はジンギスカン。Aが持参したもの。そういや、Aは29日にもカニを持ってきてくれたっけ。毛蟹が一人一匹というのは、それなりに贅沢なのであった。