こちら葛飾区水元公園前通信621

 そうそう、公開日の9月3日に「魔法戦隊マジレンジャー」と「仮面ライダー響鬼」の劇場版を見てきました。初日なので、ちょっとは混んでいたけれども、そうひどくはないっていくくらい。同じビルでも、松戸のサンリオシアターとシネシャインは、ちょっと差がありすぎるっていうか、サンリオシアターにあるような、小さな子供向けのクッションが欲しいなあって思うし、同じく全席指定の方がいいなあって。とまあ、劇場のことはさておいて。
 娘はマジレンジャー、息子は仮面ライダーの方が面白かったということでした。ぼくとしては、マジレンジャー。短い中で、話をうまくまとめているし、ツボを抑えているし、見せ場も考えてあって、っていう。テレビではたまにしか出演しない、マジレッドのガールフレンドの山崎さんが、話の中心なわけで、けっこうきれいに撮影されていたし、白馬の王子様に、なかなか恥ずかしいラストシーンと、サービスたっぷり。エンディングではひかる君まで一緒に踊っていて、これがなかなか恥じらいを感じられて、よかったです。
 響鬼はですね、話に広がりを欠いていたっていうか。戦国時代が舞台のわりには、その感覚がうすいっていうか。無理に話を現代を結びつけなくっても良かったんじゃないかって、そんな風に思いました。その分、もう少し舞台を描けたんじゃないかって。そんなことが、話を時間のわりに単純にしてしまって、物足りなかったっていう。
 まあ、息子にしてみれば、響鬼が活躍すればいいわけだし、娘にすればマジシャインというかひかるくんがアップで微笑んでくれればいいというか。まあ、そういうことなんですね。

 そういえば、ペドロ・アルモドバルの「バッド・エデユケーション」のノベライズ(ヴィレッジ・ブックス)も読んだんだっけ。よくできた話っていうか、クイアな魅力をうまくつかっているけれど、それなりに話のツボを抑えているっていうか、感情がうまく伝わるストーリーテリングっていうか。映画は見ていないけれど、好きですね。「オール・アバウト・マイ・マザー」には及ばないけれども。

 ヤクルトの川島が故障してしまった。全治3週間。でもまあ、そろそろシーズンも終盤、まちがってもヤクルトの優勝はなさそうな状況なので、ゆっくり治して、来シーズンもがんばって欲しいなって思うのです。あとは、青木のシーズン200安打が楽しみですね。
 それにしても、優勝争いをまだ続けていてもおかしくないような個人のレベルなんだけれども、いま一つ波に乗れなかったのが、今年のヤクルトでした。交流戦のときは、一時は首位だったんだけどなあ。

 さて、投票に行ってきます。