日の出湯

tenshinokuma2016-12-05

今日は、前々から行きたかった、京都の日の出湯に。
5月に、前を通りかかったのだけれど、午前中だったし。
古いたたずまいの、すごくいい雰囲気の銭湯だったのに。
場所はというと、近鉄東寺駅近く、といっても、京都駅からも歩ける距離。
中に入ると、地方の銭湯っぽい、玄関の先がいきなり脱衣所という。
ほんわかした感じのおかみさんがいて、「石鹸とかある?」ときいてくる。ロッカーは、先にかごに入れてからそのままロッカーに入れるという方法。これもおかみさんがかごを持ってきて教えてくれた。
サウナ、じゃなくって蒸し風呂は故障中で、直す見込みはないみたいだけれども、別にかまわない。女湯とのしきりの間に、快適な湯温の浴槽があるだけで、十分。
おかみさんによると、建てられたのは昭和3年とのこと。でも、手入れはしっかりとされていて、老朽化を感じさせない。
決して大きな銭湯ではないけれども、ここは行く価値は十分にあります。京都に行ったら、ぜひ。
で、どうして昨日、京都かというと、まず朝の9時半から大阪のある会社で打合せ。日本橋にある友人の画廊によったあと、午後は京都の松尾大社近くの会社で打合せ。で、すっかり暗くなってしまい、嵐山まで行ったのに観光もしてない、という一日ではあったのですが、それでも、本当に、日の出湯に行っただけでも、いい一日だったなあと、そこまで思わせてくれます。
えーと、脱衣所にはノートが置いてあって、いろいろなメッセージが書かれています。つい、読んでしまいました。