昨夜の銭湯は、新中野の旭湯。
なかなかレトロな銭湯でした。入口も、かなり年季が入っている、手動の扉。
番台のおじさんに、ハンコを押してもらった。いつも現金で払っているのだけれど、おじさんによると、「まわっている人はだいたい、回数券だね」とのこと。
そのあと、回数券の決済はどうしているのか、とか、そんな話をおうかがいした。
脱衣所は広く、それだけでもものびのびしてしまう。
浴室の背景は、早川絵師による西伊豆から見た富士山。女湯との間にどうどうとそびえている。波しぶきの向こうに見えるという構図。
描かれたのは2007年6月。でも、保存状態がとてもいいので、このまま残してほしいものです。
そのうち「早川絵師全点制覇」みたいな本が出たりすることは、ないだろうなぁ。
お湯はわずかに高め。まあ、気持ちよく入れる感じ。ただし、薬湯のかわりにある備長炭湯は、ぬるめだったかな。
脱衣所だけではなく、浴室も広いし、なんだかタイムトリップをしたような感じの夜でした。