ミラーニューロン

tenshinokuma2013-01-29

今週のお題「寒い季節の楽しみ方」
 銭湯、です。

 写真は、昨日、大府駅前のお店で食べたランチ。

 ところで、昨日のインタビューは、大府にある認知症介護職の研修センターでのもの。
 ここでは若年性認知症認知症者の残存能力を活かした介護などについての研究や普及啓発をしている。
 若年性認知症は、10万人あたり47.6人が発症。50代だと、けっこうきつい。仕事がなくなったり、子どもをかかえていたりする。でも、後述するように、認知症者にも能力はあるし、認知症者を雇用することは、企業にとって障害者雇用にもなる。
 認知症で衰える能力は、言語関係。言葉が思い出せない、とか。でも、非言語関係はそうでもない。言われてみると、死んだ祖母とか、顔は覚えているけど、名前が出てこないというのはしょっちゅう。
 非言語能力が残っていることと、ミラーニューロン。人は笑顔に接すると、反射的に笑顔になる。そういう機能が脳にはある。ということで、認知症介護においては、表情とかジェスチャーとか、大事という話。
 非言語能力が残っているので、それなりに創造的なこともできる。そうであれば、その能力を活かして、仕事を続けることもできる。50代で仕事を続けることは、その人の尊厳にもつながる。そのことは大事。
 認知症には遺伝的要因もある。父方は明らかに遺伝していると思う。その一方で、創造的なことをしていると、認知症になりにくいとも。文章を書いたり、とか。そういうことには、気を付けようと思う。