僕は友達が少ない

tenshinokuma2011-10-08

 10月から始まった深夜アニメのうち、昨深夜(今日だな)、「僕は友達が少ない」と「ちはやふる」を見た。
 「僕は・・・」は意外に面白かった。エア友達と会話というのが、なんというか、そうくるのかっていう。好みで言えば、ヒロインの声が大人すぎるんじゃないかっていうのはあるな。それで、友達をつくる部活動、ですか。
 「ちはやふる」も、考えてみると、友達が少ない話だよな。ちはやという少女が落語をめざすという話。最初は高校の場面からはじまって、無駄に美少女のちはやが落語部をつくろうとポスターを貼る。でも、人があつまらないところで、小学校の落語友達の男の子に会う。一転して、時間をさかのぼって、小学校時代。小学校の授業で、落語を覚えるというのがある。そこで、さっきの男の子が最初に一つ覚えたのだけれど、クラスの中で孤立していた転校生の男の子も実は覚えていて、方言が抜けないけど、実はすごい落語マニアだったという。ヒロインはたまたま転校生の家に行き、一席聴かせてもらい、そのときだけは見事な江戸弁で話すのに感動する。このときの落語が、「崇徳院」で、百人一首の「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の・・」という歌をもとにした、床屋の鏡が割れるという話。そして、この男の子はヒロインに、「君にぴったりの落語があると」ということで、「ちはやふる」という話を教えてもらう。ヒロインはこの落語を覚えることを決意することで、今週はおしまい。「ちはやふる」もまた、百人一首を題材にした落語で、御隠居がこの歌を、「竜田川という力士がちはやという遊女にふられた話だ」って解釈するというもの。そういや、息子も小学校の授業で落語の「ぞろぞろ」を覚えさせられていたな。落語は小学校で流行っているのだろうか。
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 すいません、「ちはやふる」は落語じゃなく、かるたの話でした。
 ということで、写真は、CacCanのチューハイのCan。ぼくが飲んでも、しょうがないか。