曽我鶴・萩の蔵・天虹

tenshinokuma2009-07-05

 おとといは、「ヱヴァンゲリオン:序」を見てしまった。
 今は破をやっているやつである。いまさらながら、画面がきれいになったな、とは思った。それと、シンジのダメだかげんがあまり感じられなくなったな、と思った。

 ちょっと前になるのだけれど、久し振りに、曽我鶴・萩の蔵の蔵に行く機会があった。
http://homepage3.nifty.com/tenshinokuma/haginokura.htm
 某百貨店の酒販担当者の案内ということで。
 今回は、古酒をいろいろと楽しませていただきました。
 また、この百貨店で、古酒を販売する、ということで。
 先のHPに書いた、休眠前の大吟醸古酒は、みんないい状態で保存されてあって、ひね香もすくなく、まろやかなお酒になっている。
 平成8年とか、平成6年あたりまでは、それでいい。
 平成3年の古酒は、かなり感動物だった。ひね香って、何となく、老酒を思わせたりするし、他の古酒についても、多少そうしたところはある。これは好き好きだけれど、じゃまにならないレベルであれば、かえって楽しめる。
 でも、平成3年の古酒は、違う次元のお酒だった。老酒などの中国南部の醸造酒は黄酒と言われているが、これに対して、北部の蒸留酒は白酒と言われている。この白酒の、例えば茅台や分酒みたいな高貴で植物的な熟成を思わせる、そんな古酒になっていた。蔵元によると、この年だけ、杜氏が違っていたっていうけれども、そのせいなのだろうか。

 ということで、天虹の古酒平成3年は、ちょっと違う次元のお酒なので、ぜひとも、見つけたら買うといいと思います。300mlで、いくらぐらいになるのか、わかりませんけど。

 写真は、蔵のある掛川市の加茂家庄屋屋敷の菖蒲園である。水元公園よりは手入れが行き届いているけれど、これはさすがに有料ですから、きれいにしておかないと、文句が出るよな。でも、庄屋とはいえ、ほんとうにでかい屋敷でした。