おとといはたまたま、北千住を通ったので、有名な大黒湯に入った。
何が有名って、いわゆるお城のような銭湯の建物の中でも、とりわけ立派な建物、ということになる。
けれども、中に入ると、番台ではなく、清潔なロビー。奥には畳の部屋もある。浴室は広く、浴槽はとてもゆったりしている。背景には、もう、これしかないという、見事な富士山の絵。そして、決して小さくない露天岩風呂もある。
クラシカルな部分と、現代に適合した部分がうまくマッチしている、ほんとうにすばらしい銭湯だと思った。そう、いくら昔のスタイルの銭湯がなつかしくても、番台でいいとは、１００％は思わない。とりわけ、娘なんかと銭湯に行くと、待ち合わせするのに、ロビーは不可欠だし。ということで、ここは銭湯たる銭湯を楽しみたいという人には、おすすめである。
昨日は西日暮里にある富来浴場に行った。こちらは少しこじんまりじはしているけれど、つくりは大黒湯に似ている。特徴は、浴槽が浴室の中央にあるということ。この浴槽の配置は、関西の銭湯ではよく見るのだけれど、関東で見るのははじめてだ。
壁にはやはり、美しい富士山の絵。この絵を見ながらゆったり入れる。悪くない。
というわけで、実は西日暮里のマクドで仕事をしようとしたのだけれど、ネットにつながらずに、仕事ができなかった。忙しいのに、仕事はたまる一方である。
