あけぼの湯

昨日の銭湯は、川崎市のあけぼの湯でした。
京急大師線東門前駅から徒歩12分。
仕事を7時過ぎに終わらせて、大門から浅草線経由で。
けっこう歩くと銭湯の灯りが見える、っていうのはけっこううれしいですね。
ということでさっそく中に。
カウンターで、おかみさんから、閉店は9時だけど、と言われる。9時にはシャッターをおろすから。でも、8時をちょっとすぎたくらいだから余裕。
こじんまりした銭湯です。ということで、早速入浴。
お湯はわりと適温。ほぼほぼ手足がのばせる白湯と、この日はけやきの湯の薬湯。
背景はタイル。うっすらとした絵なのでわかりにくいですが、ヨットの絵とかあります。
めがねを頭にかけて浴槽に入ろうとしたら、先に入っているおじさんが、めがね落っこちない? って。
いや、つるがよく曲がるめがねをしているんだけど、落ちるんだよ、と。でもまあ、髪の毛あるから落ちないか。とも。
まあ、ぼくも髪の毛はあぶないですが。
閉店近いので、人が少なくなる中、子どもが二人、中学生くらいかな、入ってきました。とりあえず、身体をさっと流した後、浴槽に入っていたら、8時半近くなって、蛍光灯を半分消灯。いや、早いだろう、とは思いましたが。この二人も身体を洗うことなく、出てしまって。ちょっとかわいそうかも。もうちょっと余裕あったのにな。わかっているお客さんは、1名、まだ入浴していたし。
とまあそういうわけで、お店を出る頃は、玄関も消灯されていました。
年を取って、遅くまで営業しているのはしんどいんだろうな、とも思います。
22時閉店って、サイトなんかの案内にはありますが、そういうことで9時閉店なので注意。
帰りはバスで川崎駅まで。

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武の湯

昨日行った銭湯は、神奈川県相模原市の武の湯でした。場所は小田急小田原線相武台前駅のすぐ近くです。
実はこの日、丹沢をトレッキングしてきた帰りでした。久々にハードなトレッキングというか、日帰り丹沢山というのをやって、へろへろになっていました。で、ここで疲れをとるということです。
本厚木から各駅停車に乗り、相武台前駅で下車。
ビル型のこじんまりした銭湯です。入るときに、検温とアルコール消毒。リュックをかついでいたので、ロッカーの鍵を2つ貸してくれました。
天井は低く、目立つ装飾もないのですが、やや熱めのお湯がたっぷり。疲れた身体にしみわたります。
体重を計ったら、5キロくらい減っていました。体重計、正しいのでしょうか? まあ、9時間のトレッキングなので、水を補給しても足りないくらい抜けているとは思うのですが。
ということで、入浴後、ポカリスウェットを補給するのでした。

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丹沢山

5月3日は、丹沢山縦走です。
1日にどのくらい歩けるのか。雲取山を想定して、歩いてみました。まあ、雲取山を1日で行くつもりはないですが、それでもそれなりのアップダウンを歩くことになるので。
ということで、今回は前泊して、早朝からのトレッキングです。
まずは大倉から、鍋割山を目指しました。これは単純に、大倉尾根を登りたくなかったからです。まあ、そっちの方が人も多そうだし。
鍋割山のルートは、3分の2くらいは西山林道を通るので、舗装こそされていませんが、ゆるやかな上りで快適にあるけます。
そして最後の3分の1が、わりと急な上り。これがなかなかしんどいです。こっちのルートも人は多く、こちらはそれほど速くないので、ずいぶんと先に行ってもらいました。
でもまあ、新緑の広葉樹林を歩くのはとてもきもちいいですね。
鍋割山へのルートで急上の入口のところに、水の入ったペットボトルがたくさんおいてあります。鍋割山荘で使う水で、ボランティアで体力のある人は持ってってくださいということでした。ということで、とりあえず2リットルを2本、リュックに入れて登ったのでした。
鍋割山荘は鍋焼きうどんが有名で、けっこう並んでいるのですが、まあそれを横目で見ながら、一休みしたあと、塔の岳を目指します。
鍋割山から大倉尾根に向かうルートは、おだやかなアップダウンで、気持ちよく森林の中を歩けます。小丸、大丸ときて、金冷シで合流。ここから一気の塔の岳へ。
この時点で、残っている体力と時間を考えて、丹沢山に登るかどうか、判断するつもりでした。で、体力も十分だし時間も十分だと判断したので、お昼ごはんを食べてから、丹沢山に向かいました。
この丹沢山までのルートは、塔の岳までのルートと比較すると人は少なかったですね。それでも、狭い木道のところで、ずいぶんすれ違いましたが。
大丸・小丸よりも標高が高いせいか、新緑はまだ少なく、開放的な空の下でなだらかな尾根歩きを楽しむことができました。
ということで、丹沢山に到着。ここから宮ケ瀬まで11キロメートルです。25年前に歩いたときには、わりと軽く歩けたという記憶があったのですが、でもまあ、距離としては短くないですね。
とはいえ、引き返すつもりもないし、まして蛭が岳まで歩くつもりもなく、このコースを下るということです。
でもね、ここから宮ケ瀬までのコース、いわゆる丹沢三峰を通るコースなのですが、あまり人が通らないコースなので、あまり整備されていないし、木の階段はところどころ壊れているし、急坂だし、とりわけ前半は泣きたくなります。痩せた尾根の部分は少ないので、滑落はしないとしても、足元は悪く、すべります。とてもきれいな広葉樹林なのですが、それを楽しむ余裕はないです。
丹沢三峰というのは、太札ノ頭、円山木ノ頭、本間ノ頭の3つで、標高が1300mくらい。丹沢山は標高1500mくらいなので、まあこのあたりは、そこそこの山を3つ越えるくらいのイメージです。昔は簡単に越えたイメージでしたが、とりわけあとの2つは急な上りがあって。そしてそこから急な下りになる。ここまででだいぶ時間を使ってしまいました。
とはいえ、ある程度下ると、ゆるやかな下り道になるので、ここでスピードアップ。とはいえ、金冷シとよばれる鎖場や痩せた尾根の箇所、滑落しそうなトラバース、岩を乗り超えなきゃいけない場所などがあって、ところどころ泣きたくなります。
それでも標高700mの高畑山までくれば一安心、ゆるやま下りです。でもね、最後の1km、落ち葉がつもっていて滑るし、なによりヤマビルがいそうな環境。今回、うかつにもヤマビルファイターをおいてきてしまいました。幸い、ヤマビルに遭遇することはなかったですが。でももう、日帰り丹沢山はやらない。
ということで、無事に下山。でも、バス停までたどりつくと、ちょうど行ったところ。次のバスまで1時間。その間、暮れ行く宮ケ瀬湖を見ていました。

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秩父御嶽山

4月29日、秩父御嶽山に行ってきました。
御嶽山続きですね。
実は、4月15日に足をくじいてしまって、まあたいしたことはないのですが、ちょっとトレッキングをおやすみしていたのですが、やはりGW初日から行こう、と。
天気は小雨。まあ、歩けないことはないな、と。秩父地方は雨が弱くて降ったりやんだり、という予報もあったし、軽くトレッキング、です。
行きは、池袋から特急に乗りました。Laviewは車両としてはなかなかすてきです。窓がものすごく大きくて。そうなのですが、飯能駅スイッチバックがあり、西武秩父線はずっと後ろ向きで走ることになります。でもね、景色がいいのは、西武秩父線の沿線なのだから、椅子の向きは逆だろうと思うわけです。これはなんとかしていただきたい、と西武鉄道に対して思わなくもないですが、でもまあ、あまり特急に乗らないからいいや。
ということで、秩父鉄道三峰口駅まで。以前、この駅には、機関車や貨車が展示されていた鉄道公園があったのですが、今は転車台公園になっています。まあ、危険なくらい、貨車とか老朽化していましたからね。貨車の写真は、ぼくのFBの過去の投稿で見られます。
ということで、出発。高所恐怖症の人にはちょっとつらくなりそうな橋を渡り、案山子の町の贄川宿から登山開始。
雨ほとんど降っていないし、景色こそ楽しめませんが、ゆるやかな坂の快適な登山道が続きます。気持ちよく歩けるのはいいですね。
山頂付近までは、こんなペースです。でも、1時間半くらい歩き、古池・猪狩山への道と分岐したところから、岩があってコースがとりにくい道になります。狭いし、ちょっと急だし。雨もちょっと降ってきたし。でも、そんな道も30分ほど登れば、あっけなく山頂。不動明王があり、御嶽神社の社があります。
山頂は展望がいいということなので、雨も直接降ってきます。いや、山の中は、というか森の中は、あまり雨を気にせずに歩けるのですが、山頂はさえぎるものがなく、小雨が直接きます。
でもまあ、ちゃんとお参りし、少し休んでから、下山。
強石方面に降りるのですが、これが急坂だし痩せた尾根だし、ロープがはってあって、多少はそれをたよりに降りることになるのですが、何度も「足元注意」の案内が出てきます。まあ、そうだよな。ちょっと泣きそうになる坂です。
で、どうにか降りて、なだらかな道になって一安心と思いきや、足元注意の急坂は再びやってきます。
そんな感じがふもとまで続く、といったところでしょうか。麓近くは、岩こそありませんが、すべりやすそうな坂で、まあ、なんですね。もう二度と行かない。
2時間近く下ると、車道に出ます。これで一安心。ここからは傘をさして、気持ちよく歩きました。降りたところに、三峰口に戻るバス停があるのですが、まあ、たいした距離ではないので、徒歩で。途中に神社なんかもあって、それもまたいいものです。
V字谷をながめながら橋をわたり、駅に到着です。
このあとは秩父駅まで行き、秩父神社をいちおうお参りしたあと、銭湯へ。そして、西武秩父駅のお店で純米酒飲み比べセットをいただきながら、電車を待つのでした。

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浅田湯

昨日、4月30日に行った銭湯は、神奈川県川崎市浅田にある浅田湯でした。
仕事は3時くらいに切り上げて、足を伸ばしました。
川崎駅から富士電機行のバスで。川崎市の南側の銭湯は、駅からは離れているけれど、バスの本数が多いので、便利ですね。
バス停のすぐ近くに浅田湯があります。
カウンターで入浴料を支払ったあと、好きな番号のロッカーの鍵を自分で選び、男湯へ。どのロッカーがどの位置にあるかわからないので、適当に選びました。一番しただったらやだな、とか、思うわけですが。
脱衣所で最初に目に入るのが、浴室との間のステンドグラス。男湯は川沿いに鹿、女湯は湖に白鳥です。なかなか見事だし、ステンドグラスがいいのは、浴室からも見えることですね。
その浴室、けっこう広くていいですね。
浴槽も大きく、子どもだったら泳ぎたくなるでしょう。ミニプールもあるみたいですが、男女入れ替えでこの日は入れませんでした。サウナも無料らしいのですが、サウナーではないので、入りませんでした。
何より、広い浴槽にたっぷりの適温のお湯があれば、うれしいです。
背景はアルプスを描いたタイル画。これもなかなか壮大な気持ちになりますが、浴室側から見るステンドグラスもすてきです。

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クラブ湯

4月29日に行った銭湯は、埼玉県秩父市のクラブ湯でした。
なんで、そんな遠くまで、ということなのですが、それはもちろん、秩父のトレッキングの帰りです。この日は、小雨の中、秩父御嶽山を歩いてきました。
というわけで、実は最初にたから湯に行ったのですが、あいていませんでした。コロナの影響でしょうか。午後3時過ぎなのに。
ということで、ここまで来ました。
どうやら、営業しているようですが、中に入ると、番台にはだれもいません。でもまあ、女湯にはお客もいるみたいだし、入力料はあとで払えばいいや、地方の銭湯あるある、です。
ということで、さっそく入浴。男湯にはお客はいません。ロッカーはなく、かごにリュックや脱いだものを入れ、浴室へ。
浴室はせまく、カランは10、浴槽には少しむらさきがかった薬湯。背景には富士山のペンキ画。ただし、描いたのは銭湯絵師ではないようです。エハラなんとか堂?
お湯はちょっと熱かったです。まあ、入れないほどではないですが、多少は水でうめて、それでも長い時間は無理かも。
お湯が循環していて、流れ出ていて、音も含めてちょっといいですね。
とまあ、そんな感じで入浴したわけですが、出た後もまだ、番台には誰もいません。よんでもでてこないし。ただ、テレビの画面がついているだけ。
結局、400円を番台に置いて帰りました。いや、20円のおつりをもらいそこねた、ということになりますが、そもそも埼玉県の入浴料金はもっと高いので、そこはまあいいかな、と。

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こちら葛飾区水元公園前通信917

 こんばんは。

 

 今月も、業務連絡から。

 トーキングヘッズ叢書のNo.86が刊行されました。特集は「不死者たちの憂鬱」です。ぼくも書きました。クレア・ノースを取り上げています。ぜひ、ご購入のほど、よろしくお願いいたします。

 

 ついでに、週刊エコノミストにも書きました。4月20日号と4月27日号の2週連続です。大きな書店にはバックナンバーがあるので、立ち読みでもしてやってください。

 

 というわけで、今月もトレッキングの話です。今月のお題は御嶽山です。

 

 4月10日は、東京都内の御嶽山から日の出山というルートです。最寄り駅はJR青梅線御嶽駅

 ここは、高尾山みたいな感じで、ケーブルカーで登れます。そこから頂上にある御嶽神社にお参りできるということなので、特に登山ということではなくても行けるのですが。

 でも、もちろんケーブルカーを使わずに上りました。

 参道はずっと舗装されていて、歩きやすい坂道です。最初こそ多少は急ですが、とはいえ車で登れるレベル。後半はさほどきつい坂ではなく、まあ、高尾山レベルです。

 参道にはいろいろな案内があって、楽しいです。「あんまがえし」というところは、目の不自由な方はここまでしか登らずに帰った、とか。山道だった昔なら、そこから道が細くなったのでしょう。

 山頂付近には宿坊や売店などもたくさんあります。でも、ちょっとだけルートを外れて、富士園地に足を伸ばしてみました。カタクリがけっこう咲いていて、なかなかのんびりしたところです。産山社という神社もあって、子宝や安産の祈願もできて、夫婦杉ではみんな写真を撮っていて、と。そこからリフトで下って、ルートに戻ります。

 御嶽神社は、けっこう階段がきついです。でもまあ、なかなかきれいな神社です。由緒正しい神社なので、特に説明は不要でしょう。

 楽しい山道歩きはここから。日の出山まではゆったりした下りで、楽しく歩けます。道も狭くないし。もちろん、山頂までのところは上りですが、さほどきつくもないです。日の出山の山頂もわりと広くて、ゆったりできます。ベンチもたくさんあるし。

 まあ、ここからの下りはちょっと単調ではあるのですが、降りた先にあるのが、つるつる温泉。アルカリ性の温泉で、つるつるします。とまあ、そんなゆる山歩きでした。帰りは機関車型のバスで武蔵五日市へ。

 

 4月29日は、小雨の中、秩父御嶽山に行きました。本当は、その間にも行きたかったのですが、どこぞのビルのロビーで足をくじいてしまって、治るのを待っていました。

 ということで、くじいた足の状態を確かめるということも兼ねて、ゆるい山へ。選んだのが、秩父御嶽山です。最寄り駅は秩父鉄道三峰口駅西武秩父までは、特急のLaviewに乗り、ぷち贅沢。これは窓がやたらと大きく、外がよく見えます。車両としてはとてもいいのです。でも、飯能のスイッチバックをすぎると、座席が進行方向ではなくなってしまうのが欠点。景色がいいのは、西武秩父線なのに。この点は、西武鉄道にぜひ考え直して欲しいところです。

 三峰口の、かつて機関車や貨車がたくさんあった鉄道公園は、鉄道転車台公園になっていました。展示されていた車両が激しく老朽化していたから、撤去されたのです。

 ということで、そこからスタート。かかしの町、贄川宿を通り、登山口へ。1000mほどの山ですが、ほぼ山頂近くまでは、きつい上りはなく、道も整備されていて、楽しく歩けます。まあ、小雨だったのですが、森の中にいるとあまり雨は気にならないですね。でも、この日は他に登山者はいませんでした。誰にも合わなかったということです。

 古池からの道と合流し、山頂に向かう最後の30分は、やせた尾根を登ります。ここがちょっときついですね。ときどきコースを見失いそうになります。

 山頂にある御嶽神社は、とてもこじんまりした社でした。多摩の御嶽神社とは大きな差です。でもまあ、今回もきちんとお参りし、下山。

 帰りは強石方面のルート。これが、なかなかきつい坂で、足元注意の案内が何度も出てきます。なかなか泣きたくなるような下山コースでした。鎖場も、どう鎖を使えばいいのかわからないし、ロープにつかまりながら降りる坂もけっこうありました。

 途中、ゆったりとした坂になって、これで安心かと思いきや、再び急坂に。痩せた尾根を下るのはしんどいです。もう二度と行かない、と思いました。

 

 ということで、ゴールデンウィークです。ということに関係なく、5月は雲取山に登ろうと思っているのでした。

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