大勢山、大高取山、桂木山

12月28日は、埼玉県の越生にある、大高取山に登ってきました。なかなかのゆる山です。めずらしく、大学時代の友人M、友人N、友人Wと還暦男4人組で歩いてきたのです。きっかけは先代在住の友人Wのリクエストなのですが、ゆるく歩けてお風呂があるというコースで選んでみました。
ぼくは越生まで、八高線で行きました。八高線は八王子と高崎を結ぶ路線なのですが、高麗川までしか電化されていないので、そこからディーゼルカーに乗らないといけません。それも味わい深くてぼくは好きですけど。
友人たちはもっと便利な東武鉄道越生線できました。1時間に1本と1時間に4本では差が大きいですね。
ということでスタート。街中をぬけて、最初に目指すのは、世界無名戦士の墓のある大勢山です。ここにいたる広い階段では、学生たちがトレーニングをしていました。ちょうどいい階段なんですね、けっこうきつそうだったけど。
とりあえずここで参拝、ウクライナに平和が戻りますように。
 なお、墓の上は展望台。空気がすんでいると筑波山まで見えるとか。この日はコンディションは良くなかったので、スカイツリーも見えなかったです。
ここから本格的な山道になります。とはいえ、急坂はなく、なだらかなアップダウンです。途中、西山高取を経由し、この日のピークの大高取山へ。途中、石灰岩の塊が露出したところもあって、秩父とつながっているなあ、とか思ったりもします。というか、地球科学科出身の友人Nが解説してくれるので、何だかブラタモリですね。
ちょっと下って幕岩展望台から、大高取山へ。ここの上りがいちばん山登りっぽかったかも。といっても、50メートルものぼれば山頂付近。山頂にはベンチもあって、見晴しもいいので、ここでお昼ごはん。
ここから、次は桂木山を経由して桂木観音まで下ります。
ここでいったん、車道へ。もちろん観音様をお参りし、鐘も撞かせていただきました。車道を少し下り、小さなミカンを一袋買ったあと、オーパーク越生までは再び山道。道しるべはゆうパーク越生になっていますが、2019年に改装されて、名前も変わっています。
ゆず畑を通りすぎるのですが、越生のゆずは日本最古のゆずだとか。
ところで、桂木観音のあたりで、ちょっとだけ越生町から出て毛呂山町に入ります。越生町のキャラクターはうめりんというのですが、毛呂山町のキャラクターはもろ丸くんです。この名前、何とかならなかったのかなあ、とちょっと思いました。
オーパーク越生で入浴。スーパー銭湯ではないので、こじんまりとした浴室ですが、露天岩風呂もあって、なかなか満足です。
風呂上りはビール。快感ですね。
ここから越生駅までは30分くらい。途中、梅が咲いていたりして、春は近いです。いや、近くはないか。
越生線に乗る友人たちを見送り、ぼくは帰りの八高線を待つのでした。