大明神山、石老山、顕鏡寺、嵐山

10月10日体育の日、じゃなくってスポーツの日、久しぶりのトレッキングということで、相模原市の石老山に登ってきました。最寄り駅は中央線の相模湖駅です。駅には、石老山登山口とか看板もあります。
実は、以前、高尾山から相模湖側に下山したときに気になっていたのですが、最近まで、顕鏡寺ルートが崩落で閉鎖中だったのです。でも、ルートが復旧したということで、ゆるめの山ということもあって、行ってみることにしました。
 今回は、相模湖駅からバスでプレジャーフォレスト前まで。実はこの1つ先のバス停が石老山登山口なのですが、今回は逆コースで上ります。なお、プレジャーフォレストには相模湖温泉うるりというスーパー銭湯があるのですが、前回入浴したのと、ルートの関係上、今回はパス。
 ということでまずは八幡神社にお参りしてから、車道を上ります。途中、キャンプ場から登山口があり、ガイドブックはここがスタートになっているのですが、最近はあれているらしく、別なルートがこの先にできています。
  雨は午前中でやむ、という予報だったのですが、あまりやむ気配はなく、予報は午後も降るというように変わっています。まあ、小雨だと、森の中では気にならないからいいんですけどね。でも、この先、3組くらいしかすれちがわなかったです。
 最初の大明神展望台までは上りが続き、そこから石老山まではアップダウンを繰り返しながら登るという感じです。なんか、ひさしぶりのトレッキングなので、ちょっと体力が落ちているのを感じたりもします。展望台では、もちろん何も見えません。雲に隠れています。このちょっと先が大明神山になります。
 大明神山の祠をお参りしてから、石老山を目指します。アップダウンはけっこう体力をうばってくれますね。700mくらいの山なんですけどね。山頂は霧というか、雨でベンチも濡れていて、座っておちついてお昼ごはんを食べる、というのはなかったですね。四阿があるといいのにな、と。
 石老山から顕鏡寺までは、アップダウンは少なく、下るだけっていう感じです。途中、巨岩があちこちあって、名前がついています。この巨岩をたんのうしながら降りるつもりだったので、逆ルートにしたのです。上りながらだと、なんだか余裕がないですからね。
 途中、明らかに崩落したあと復旧したという場所を通過し、顕微鏡寺へ。でも、お寺の境内は立ち入り禁止に。いろいろ崩れているのかな。残念です。
 ここから車道で下ることもできますが、山道もあります。迷わず山道を選んだのですが、後悔しました。雨のせいで、ちょっとした沢みたいになっていて、けっこうすべります。なかなか危ないです。それでもまあ、巨岩の続きを観たのでいいのですが、ここはおすすめしません。車道が安全です。
 というわけで、無事に下山、車道を歩き、石老山登山口のバス停へ。ほぼ3時間ちょっとの軽めのトレッキングでした。
 でもここでトレッキングが終わるわけではなく、プレジャーフォレスト方面に歩き、嵐山にも上りました。プレジャーフォレストとの境の金網の間を歩き、狭い山道を歩き、沢にかかった橋を渡り、意外にワイルドなコースを1時間ほど歩き、最後はそこそこ登っていくと、嵐山山頂です。ここにも社があります。
 嵐山は400mくらいの低山で、相模湖側からなら30分で登れるということですが、そのわりには相模湖がよく見える、という場所だそうです。もちろん雲で相模湖は見えません。
 石老山も嵐山も、けっこう広葉樹林が広がっているところがあって、11月くらいになると紅葉がきれいかもしれないですね。
 嵐山からの下りは20分くらい。あっという間に相模湖のダムのあたりにつきます。そこにあるのは、企業局の発電所です。休日くらいは電気事業のこととか忘れたいんですけどね。
 ここから20分も歩けば、相模湖駅です。帰りは近所のスーパー銭湯で疲れを落としたのでした。