鶴の湯

tenshinokuma2013-09-08

 写真は、昨日行った、江戸川区、北小岩にある銭湯。
 昨日は、拡大PTA会長会ということで、それに参加。
 テーマは、「夏季休暇の短縮の廃止」「学校選択制」「防災用折りたたみヘルメット」の3つについての是非のディスカッション。
 まず、ぼくの意見としては、以下の通り。
 夏季休暇は、8月の最終週の前に終わる、つまり1週間短いわけだけど、これを廃止する方向で、行政も議会も検討に入っているということだけれども。
 エアコンが入ったおかげで、夏でも快適に授業ができるし、共働きの家庭が多い中で、夏休みが増えて親子の交流が増えるというのも疑問。学童保育に通っている子は、学童で1日をすごく、あまり楽しくな日が1週間ふえるだけのこと。
 何より、学力向上のために、夏休みを短くしたのに、効果がないから廃止というのは、施策に対する評価・検証がなされていないという点でどうか、とも思う。
 授業時数が確保でくることで、余裕が出てくるし、その点を学力向上なり特別活動の拡大に使えていないっていうことの方が問題。
 教員としては、夏休みの研修がぶつかるとか、そもそもの働き過ぎということがあるわけだけど、それって、こんなことだけで解決できる話なのだろうか。夏休みの水泳教室やなどを短縮させてもいいはず。
 何より、こうしたことが保護者に対するアナウンスなしに進められることに違和感。
 学校選択制も、廃止の方向にあるという。でも、多くの学校が、「選ばれる学校」をめざして努力しているし、それを否定するのはどうなのか。うわさだけで保護者が学校を選んでいるという意見もあるが、そもそも学校がマーケティングに失敗しているだけの話。義務教育として、同じ学習内容なので、学校間に差がないのが前提というのはあるけれども、学校ごとに、特別支援学級の有無があるし、支援学級には週1回だけで、あとは通常のクラスにもどって授業というカリキュラムも普通のことになっている(南朝弱視学習障害など)。校庭の広さも文化も小中一貫といった特色も、地域ごとの個性もある。また、とりわけ中学校の場合、いじめがあって同じ小学校の子が行く中学には進学したくな子もいる。もちろん、部活の問題もある。
 って思うと、選択できたほうがいいと思うのだが。
 ヘルメットも、今は防災頭巾なのだけれど、折りたたみヘルメットをという。
 命にはかえられないものなので、ヘルメットにすべき。
 防災頭巾くらいの費用は保護者が負担してもいいという意見もあるけれど、まずは区がどのくらい支出するのかが先。お金がないので、なかなか予算がつかない現状があるわけだけれど、これって、貧乏な自治体に住む子どもの命は軽いって言ってることと同じではないか。
 とまあ、そういうふうに考えているわけだが。
 この日の議論としては、ヘルメットについては、保護者も負担するので、区で補助という感じ。簡単の保護者負担を言ってしまうあたり、ものわかりよすぎとは思うけど。
 夏休み短縮廃止も学校選択制廃止も、行政・議会の方針を追認する意見の方が強くて、正直、気持ち悪かった。ほんとにそんなことでいいの? とか思うけどさ。
 とまあ、そんな不満を持ったわけでした。
 拡大会長会のあと、足を延ばして、鶴の湯へ。
 写真の通り、なかなか立派な銭湯なんだけれども、何よりもここの露天風呂は広い。それに、空が見える。京成小岩駅から少し距離があるけれども、行く価値アリの銭湯。この日の薬湯は緑茶カテキン風呂。最後はお茶漬けになって、帰ってきました。