こちら葛飾区水元公園前通信803

tenshinokuma2013-06-13

 こんばんは。

 まずは、連絡事項から。
 大学のSF同好会関係者に限ることですが、以下の農学部出身のI氏からのメッセージを転送します。
 参加の返信は、ぼく宛てでいいです。

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ご無沙汰しております。
お元気ですか?
なんか久々にOB会でもしたいなあ、というお誘いです。
でも、ただのOB会ではなく、「ビブリオバトル」をしながらのOB会です。
ビブリオバトルって何?」というのは文末に【公式ルール】その他の情報を入れておきますのでご参照下さい

日程は、6月22日(土) 午後6時くらいからです。

場所は、新宿近辺。

ここで人が集まらないようなら、9月になってしまうので、再度連絡します。
参加したい!と言う方は、(このメールに)返信して下さい!!!

【公式ルール】
1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる.
2.順番に一人5分間で本を紹介する.
3.それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分行う.
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い,最多票を集めたものを『チャンプ本』とする.

ビブリオバトル−本を知り人を知る書評ゲーム」谷口忠大 文春新書
http://amzn.to/13h77Em

知的書評合戦「ビブリオバトル」公式ホームページ
http://www.bibliobattle.jp/

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 ということで、よろしくお願いします。

 そんなわけで、もう6月ですね。って、毎月言っていますが。
 空梅雨かなって思っていたら、台風が接近してきて。かわいそうなのはうちの息子で、日光林間学校と重なってしまいました。まあ、普段の行いが悪い息子なので、しょうがないですね。

 あんまり、AKB48の総選挙とか、関心はなかったのですが、さしこ(指原莉乃)が1位になって、けっこういろんなことが言われていて、それは面白いなって思っています。
 脇役キャラでセンター向きではない、とか、スキャンダルで左遷されたのに、とか。
 でも、さしこのことはけっこう好きです。特別、美少女という感じではなく、むしろおばさん顔で、贅肉がちょっとあってやわらかそうだとか、へたれだとか。スキャンダルで博多に左遷されたことになっているけど、そこでは支配人までするようになって。左遷というのは表向きで、実際にはHKTのテコ入れだったと思っているのですが。
 それはそれとして、さしこはいわば「残念な女子」というキャラを担当しているのだと思うのです。アイドルが残念でいいのかというのがあって、それじゃだめって思っている人は、さしこの1位を不満に思っているのだと思います。でも、実は残念な女子が好きな人が、すごくたくさんいた、ということなのでしょう。
 ぼくも、さしこ推しなのは、残念な女子が好きだからなのだな、と思いました。
 深夜アニメの女子って、残念な女子ばかりだし。涼宮ハルヒ三日月夜空小鳥遊六花雪ノ下雪乃も。
 昔であれば、アイドルは完璧であってほしかった、ということでしょう。まゆゆ渡辺麻友)やゆきりん柏木由紀)みたいに。そもそも、AKB48はそういうものを演出しようとしていたのだとも思います。
 でも、それが通用しなくなってきているのかもしれません。
 まあでも、AKB48の古いメンバーはだいたいそれなりの年齢になってきているし。そうやって、変化していくのでしょう。

 なんか、残念な話をしているようですが、実際にぼくはというと、小森健太郎の「神、さもなくば残念」を読んでいて、神の部分、つまりガンダムとかそういった部分にはまったく関心がなく、残念なものばかりに気が向いてしまうのです。
 まあ、ぼくが残念だからなのかもしれません。

 「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」を、なんだかんだ言って、毎週見ているわけですが。ちょっとどうよ、という設定はあるのですが、それでも、孤独(ぼっち)にひたすら適応しようとする痛い主人公、比企ヶ谷八幡(ヒッキー)のひねくれかたには、思うところがあります。
 ぼっちのヒッキーに対し、戸塚先生は彼を奉仕部に送り込みます。そこには、孤高の女子、雪ノ下雪乃がいて。さらに、八方美人なんだけど実は内面が孤独で、みんなと無理に合わせている由比ヶ浜由比も奉仕部に入部して。と、設定は「はがない」を思わせるのですが。はがないの羽瀬川小鷹があまり卑屈にならずに、隣人部の母親的役割を担っているのとは対照的に、ヒッキーは卑屈に、ぼっちでいるということを肯定しようとします。そうすることで、傷つかないですむ、という。
 なんか、その気持ちがわかるような気がして。

 人間、そんな簡単に変われないなあって、思ったのは、先日の高校の同窓会。別に、特別誰かに会いたいというのはなかったのだけれど(会いたければ、そんな機会じゃなくても会う)、好奇心というのがあって、参加したのだけど。まあ、それはそれで、面白かったわけですが、椿山荘のアクセスの悪さというのは、どうかとも思いましたが、まあいいや。
 そんなわけで、最後までつきあって、で、椿山荘の玄関でみんなを見送ってから、1人で駅まで歩いていると、うーん、ヒッキーと変わらねえなと、あらためて思ったしだいです。というか、結局のところ、そういう高校生だったのね。

 そういう意味では、多崎つくるも残念な男子だな、とかも思ったりもします。

 えーと、7月からの深夜アニメは、「げんしけん 二代目」と「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い」でしょうか。「げんしけん」は、やっぱり過去を思い出してしまいますね。「私が・・・」のヒロインは、さらに残念女子です。でも、だからこそ、応援したくもなるというものです。

 東京ヤクルトは最下位独走中なので、あまりプロ野球の話というのはないのですが、先日は久々に神宮球場に行きました。相手は千葉ロッテ。実は、東京都ではこの時期、小学生を対象に無料で球場に招待してくれます。といっても、保護者は有料なのですが。そういうわけで、子どもたちと行ったのです。
 球場につくと、3−0で負けていて、あとで知ったのですが、3本のホームランということでした。でも、そのあとバレンティンのホームランがあり、中村の盗塁阻止は3回もあり、最後は畠山の逆転満塁サヨナラホームランと、いやでも盛り上がる展開。初めて球場に来た子どもたちにとっては、なかなかいい経験だったのではないでしょうか。
 でも、だからといって、野球中継を見せてくれるようにはならないのですが。
 まあ、いいです、東京ヤクルトは最下位ですから。

 そんなこんなで、今月は宣伝がないかといえば、そういうことはなく、もう店頭にはない「週刊金曜日」の5月24日号の投書欄に、ふと思い立って、寄稿させていただきました。図書館で見かけたら、どうぞ、ということで。

 ではまた。