先日、蒲田のはすぬま温泉付近で撮影。
取材の申し込みなどで１日がすぎる。
お笑い芸人の生活保護問題は、すごく不快だ。
本人ならともかく、母親が受給してるとか、プライバシーの配慮ｈがなさすぎ。国会によぶって？ 自治体の行政が対応すればいいことでしょ。
でもね、不愉快なのは、そんなことじゃなくって、この件をきっかけに、自民党が「生活保護の切り下げ」とか「受給資格の厳格化」とかそんなことを求めてくるからだし、その方向に世論が誘導されるということが、ものすごく不愉快。
生活保護の支給額が働いている人より多いのは、そもそも働いている人の賃金が安すぎるんじゃないのかな？
高齢者の場合、生活保護を受給しなきゃいけなくなっているのは、年金制度がそもそもうまく機能していなかったということ。まして、今の非正規雇用者が仮に国民年金をまじめに納付していても、将来の生活保護受給は、今の制度のままじゃ避けられない。
自民党は家族制度の維持にものすごくご執心だけど、家族のありかたなんてプライベートなレベルのアイデンティティの問題なので、行政が踏み込むには限度がある。（それはそうと、親の扶養をしない子どもよりも、養育費を払わない離婚した夫の方が、よほど問題なんじゃないか、とか書くと、矛先が変わってしまってよくないな。）
生活保護で支給されたお金でパチンコしたりお酒を飲んだりしちゃいけないのだろうか？ 娯楽がない人生を強要していないだろうか？
ビッグイシューを読むと、ホームレスの人のかなりの部分が、日雇い労働者として高度成長時代の建設現場を支えていたことがわかる。そうした人々が、無理な肉体労働で働けなくなったときに、そのまま捨てられている、ということなんじゃないのかな。
この神社の神様はどう思うのでしょうか。
