最終講義

tenshinokuma2012-02-20

 東京工業大学柏木孝夫教授の最終講義。そういうのを聞くのは初めてなんだけど。でも、本人は最後に、続きは最終講義その2で、とか。
 1時間半、漫談みたいな感じだったけど、中身はけっこうまじめ。というか、この段階で、あらためて自由化や発送配電分離について発言ができるようになったというのは、まあ、複雑なものがあるのだけれども。
 山野浩一の「殺人者の空」に収録されていた、単行本未収録の短編をすべて読了。これで、山野浩一の全小説は、多分、読んだことになる。60年代SFのテイストの初期作品「開放時間」にはすでに、「レボリューション」の原型が閉じ込められていたことに、ちょっと驚く。