文化浴泉

tenshinokuma2011-07-15

 昨日、インタビューのあとに立ち寄った銭湯。目黒区、池尻大橋駅から南に歩いてすぐ。
 今年3月にリニューアルしたばかりで、まだきれいだし、照明もおちついている。ペンキ絵は丸いがくぶちの中で、中島画伯による、赤い富士山が。
 お湯の温度はばっちりなのだけど、とりわけナノ気泡がなかなかクリーミーな感触でうれしい。
 今週は、どうしても気持ちがのらなくて、原稿がほとんどすすまなかった。ちょっとまずいんだけど。
 桜庭一樹の「青年のための読書クラブ」(新潮文庫)をほとんど読了(あと3ページ)。事件そのものはたいしたことないけど、古典文学の引用や「百年の孤独」のような構造など、よくできている。でも、それよりも、読書クラブのあの孤高の感じが、好きだな。