こちら葛飾区水元公園前通信769

tenshinokuma2010-10-25

 タ・ト・バ、タトバ、タ・ト・バ!
 ということで、甲斐まり恵の役はおやっさんなんだなあ、などと思う今日この頃です(何のこっちゃ)。

 えーと、トーキングヘッズ叢書No.44も、もうすぐに発行されます。28日ごろには、書店に並ぶと思いますので、ぜひとも今回もお買い求め下さいますよう、よろしくお願いいたします。何といっても、今回の特集は、処女ですから。

 そんなこんなで、今月は、どういうわけか、故人を偲ぶことではじまってしまったのですが、まあ、それはいいや。ぼくは生きていますし、ね。

 ということで、故人を偲ぶ為に、飯坂温泉に行ってきました。温泉以外はどうってことない場所ではありますが、福島市街から近いし、公営の温泉は快適でした。
 福島に行ったら、ふらりと立ち寄るっていうのも、いいと思います。

 福島市街には、信夫山公園という、小高い山があって、ここも散策しました。神社もお寺もあるし、公園内公園もあるし、山全体の散策はけっこう大変ですが、こういうスペースがある県庁所在地もおもしろいのではないか、などと思うのでした。
 神社も、立派な神社だけじゃなく、もうどうでもいいような怪しげな祠まであって、なかなかパワースポットしています。
 ふもとにある御山角屋というお店もおすすめ。柚子味噌田楽がなかなかナイスです。
 問題は交通手段。信夫山循環というバスがあるけど、信夫山というバス停はないので、うっかりそのつもりで乗ってしまうと、福島駅に戻ってきてしまいます。その点は注意。

 そんなわけで、福島への往復を含め、今月の読書はトマス・ピンチョンノ「メイスン&ディクスン」(新潮社)で終わってしまいそうです。まあ、20日間かかって読了したわけですが。
 ピンチョンのことだから、そんなにすらすらとは読ませてくれません。でも、メイスンによりそって、18世紀のアメリカ大陸で測量の旅を続けていく、そのエピソードの重なりっていうのは、体験として悪くない、というものです。けっこう、ハードな山を風景を楽しむこともせずに登頂したというような読書ではありますが、ラストの美しい感触っていうのは、これまでのピンチョンにはなかったものかもしれません。
 まあ、気分的には、ローレンス・スターンが「トリストラム・シャンディ」のノリで「センチメンタル・ジャーニー」を買いたようなものです。と言っても、ほとんどの人はわからないと思うけど。

 先月、今月と土日はけっこう予定があって。17日は町内会連合会を含めた地域の運動会、そして30日は小学校の創立60周年式典など。このほかに、運動会も文化祭もあるわけで、まあ、なんですね。地域の運動会には子どもたちは参加しないし、何が何だか。

 と、忙しい中ではありましたが、今月の釣りは、弟の車で千葉県館山市自衛隊堤防付近。
 目的は、認知症の親父のリハビリ、というものではあったんだけど、天気は雨。ちょっとしんどい釣りになってしまったな。
 ちょい投げで、ハゼやシロギスやトラギス、それにカワハギが釣れる。まあ、小さいカワハギではありますが。それと、今回、ウミヘビ(魚の方)が釣れたのにはびっくりです。まあ、そうですね、針をはずすのが大変でした。ウミヘビは天ぷらにしたけど、骨が太くて、美味しいとは言えなかったな。でも、吸い物にしたら、ちがったかもしれない、とも思う。

 年内に、もう一度ハゼ釣りには行きたいとは思っていたので、24日に急遽、江戸川放水路へ。息子の友達まで連れて行ったので、その対応に追われて、やっぱりあまり釣りができなかったな。リールは壊されるし。でも、もう、ハゼの季節も終わりですね。

 どうも、釣りをするとかえってストレスがたまるなあ、ということで、11月1日月曜日にも行こうかなって思ってます。


 そうそう、先月で「けいおん!」の放送は終わってしまった。単行本も4巻で完結。で、まんがはともかく、CDを買ってしまったわけですが。
 オープニングもエンディングもアニソンの枠を超えているとは思うのですが、「Cut」のインタビューを読んでいて思ったのは、ぼくたちが10代の頃、ロックと思って表現してきたことは、別にバンドじゃなくってもいいんだっていうことです。というか、バンドは手段でしかない、というあたりまえのことがあって、だから、そんなことを気にせず、アニソンでロックをしてもいいし、という。というのを、バンドがテーマのアニメで実現させているわけなのですが。
 ということで、けいおん!涼宮ハルヒのそれぞれのオープニングやエンディングのCDばかり聞いています。

 うそです。実は、スザンヌ・ベガのクローズアップのVol.1とVol.2もよく聞いています。1はラブソングで、昔のベガがソフィスティケートされた、とても聴きやすいアルバム。2は社会派で、彼女の内面や外側の環境がいかに深刻になったか、どれだけの経験を重ねてきたかが示されているアルバム。そういうことです。
 スザンヌには、いろいろ思い出もあるんですけどね。だから、あらためて、思い入れを持ってしまうのかなぁ。

 そんなわけで、ツタヤで借りる「夏目友人帳」と今月からスタートした「侵略!イカ娘」が楽しみな毎日です。