ポニョと筑紫哲也

ポーニョポニョポニョ人面魚〜
という歌が息子的に流行っている。
まあ、確かに、人面魚だよな。

夕べ、というか今日の午前1時過ぎに帰ってきて、ニュース(この時間は、ケーブルテレビのニュースバードだ)を見ていたら、訃報である。
ぼくが本当に尊敬する3人のジャーナリストの一人なので、けっこうショック。初期のガンだったはずじゃなかったの?と言ってもしかたないか。
ある種の軽さがあって、それが好きだったというのはある。境界線をためらわずに越えてしまい、ジャーナリストからはみだすことも、自分の思想信条のためにはいとわないという。そういう幅の広さってあるし。
タバコをやめられなかった、ある意味での人間的な弱さをも明確にしている、ということも含めて。

週刊金曜日の創刊15年記念号の発売日というのも、何というか、と思いますが。
それでも、筑紫哲也の仕事は、ぼくの中でひとつの規範として、ずっと残っていくものです。