こちら葛飾区水元公園前通信740

 子供たちの夏休みも無事に終わり、いつもの生活が戻ってきました。急に涼しくなって、いかがおすごしでしょうか。って、まだ8月なんですけどね。

 夏は何をしていたのかというと、今年も近所で遊んでいました。近所のプールに行ったり、町内会のバスハイクで木更津のホテル三日月・竜宮城に行ったり、早稲田大学理工学部公開研究室「ユニラブ」に子供たちを連れていったり、お盆に田舎に行ってカエルをつかまえたり、映画「ポケットモンスター ギラティナと氷空の花束シェイミ」や映画「まっかっか城の王」を見たり、とまあ、そんなところです。

 仕事はけっこうあって、忙しかったんですけけれど、今はその反動が怖いかもしれないといったところです。まあ、いいんですけど。

 今年のポケモン映画は、ですね、去年よりはまあ、面白かったです。仮面ライダーと戦隊物の映画は、まあ、いいや。でも、子供向けの映画しか見ていないっていうのは、問題ですね。ビデオで、押井守の「立食師列伝」とか「真・女立食師列伝」なんかも見たんですよ。押井について書くと、長くなりそうだから、いやなんですけどね。

 そういう夏でしたが、けっこう重要なのは、ダニエル・ペナックのマロセーヌ・シリーズの4冊目「ムッシュー・マロセーヌ」(白水社)がようやく出たということでしょうか。
 マロセーヌ・シリーズは「人食い鬼のお愉しみ」以来、とても好きなミステリーのシリーズなのです。主人公はけっこう不幸で、第三作では内臓をすっかり他人に移植されてしまうという目に会うのですから。まあ、生まれながらのスケープゴートという。それが、父親になるかもしれないということ、母親となる恋人が取り壊し寸前の映画館の相続を受けるけれど、そこにただ一度の上映だけが許された映画があるということ、そして連続殺人事件、これまで以上にプロットが錯綜し、二段組480ページという厚さもあって、読むのが大変なのですが、けっこう堪能させてもらいました。第一作から順に読むことをおすすめしますけど、ミステリーコメディの傑作というか、人生というものはかようなものかという、いかにもフランス的なものなのではないか、と思うのでした。

 町内会で行った竜宮城は、プールはさほど大きいわけではないけれど、温水だしジャグジーあるしで、けっこうゆったりとできる施設だということはわかりました。お風呂も流れるプール状になっていて、裸で泳げるし、露天風呂も充実、という。町内会のバスハイクなので、遊べる時間が少なかったということがとても残念だったのですが。

 町内会のイベントは、来月はお祭です。今年も子供みこしか山車を手伝うことになりそうです。ところどころでふるまわれるビールを飲むと思うので、酔っ払いそうですね。

 ゲームは、PSの「釣道」の海釣り編に息子とはまっています。PS3の時代にPSはどうなのって思われそうだけれど、シンプルなゲームって好きです。
 でもね、やっぱり現実の釣りがしたいとも思うのです。釣りのシーズンというと、秋だと勝手に思っていて、それで、まずはハゼからスタートということになります。そこから、今年は港か防波堤で釣りをしたいと思っています。いや、ぼくが、というより、子供たちを連れて、ということです。道具とアイスボックスを持って、電車に乗って、どこに行こうか、そんなことを考えています。