7月も後半、梅雨明けはどうしたんだっていうような、湿っぽくて暑い毎日です。
洞爺湖サミットもいつのまにか、遠い過去になってしまいました。今から思うと、何だったんだろうっていう。
いろいろと重要な社会的事件もあったのですが、まあ、それはそれとして。
仕事がらみで言えば、男の隠れ家ブログは順調に続いているようで、あいかわらずマニアックなことを書いています。
さらに、サッポロのエーデルピルスをめぐる座談会なんかもあったりして、自分の顔が公開されているというのは、とても恥ずかしいものではあるのですが、まあ、しょうがないか、ということです。
http://otokonokakurega.net/SPECIAL_20080714/
大木浩対談集「ストップ地球温暖化」という本を出そうとして、そもそも仕事をしていた出版社がダメダメになってしまったということで、なかなかつらいというところになってしまい、進行中の企画もすべてペンディングというのが実情なのですが、こちらはさて、どうしたものか。
そんなことにはおかまいなく、「分散型発電新聞」ですとか、「ダイヤモンド・ビジョナリー」といった仕事をさせていただいて、どうにか暮らしています。
7月からは、見たい新番組ってなくって、石原さとみ主演の「パズル」が終わってしまったというのが、とても寂しい、といったところでしょうか。
ひさしぶりに読んだ小説はというと、クリストファー・プリーストの「限りなき夏」(国書刊行会)という短編集。長編ほど、わかりやすく凝った構成というところは発揮されていないけれど、プリーストの持つ叙情性とか、そういうところはきちんとあって、いいなあって思います。SFということとはまったく関係なしに、「奇跡の石塚」みたいなやられたなあって思う話もあるし。でも、あえて言えば、長編の方が充実しています。
それと、中核をなすのが、「ドリーム・アーキペラゴ」というシリーズなのだけれど、それは何かと言うと、世界は戦争がずうっと続いていて、その中間地帯がこの群島ということになる、ということなんです。戦争と戦争の狭間にあるドラマというのを、プリーストは書こうとしているわけです。
「双生児」が第二次世界大戦を中心に置いた話だったわけで、その戦争に対する距離のとり方、人類が本質的に戦争に向かってしまうどうしようもなさ、そのことに対する批判、というのでしょうか、そのことがテーマなのではないか、と思うのです。
子どもたちはというと、すでに夏休みに入り、娘は日曜日から臨海学校です。
ぼくは臨海学校って行ったことないんだけども。でも、海はいいよなぁ。
そういや、子ども会のことも手伝っているおかげで、先日ははじめて朝のラジオ体操に参加してしまいました。子どもたちをむりやり起こして連れていったのですが。
ラジオ体操をしていて、思ったことって、身体が硬いなあっていうことでした。運動不足ですかね。
参加すると、お菓子とかもらえるので、それなりに子どもたちはよろこんでいました。もっとも、昔はラジオ体操って、夏休みの間は毎日あったと思うんだけれど、うちの子供会の場合、子ども会として2回、地区委員会として1回あるだけです。まあ、大人も大変ではありますが。
ぼくは子どもの頃、ラジオ体操に参加したことって、1回もなく、今回が初めてでした。なぜ、参加しなかったのかというと、早起きが苦手だったからです。
夏休みに入った先週の日曜日は、友人Aの運転で清水公園に行きました。
メインは、釣堀でニジマスを釣る、というものでしたが、それだとあまりにも早く終わってしまいそうなので、立体迷宮とアクアベンチャーを子どもたちにさせていました。アクアベンチャーというのは、噴水で仕切られた迷路なんですけれど、誰も迷路として遊んでいない、とてもすてきな水遊び場です。
釣りはというと、5分くらいで、子どもたちが3匹ずつ釣って、それでとりあえず終了してしまいました。それ以上釣っても食べきれないからですけど。
ニジマスは塩焼きにしたほか、ホイル焼きにもしました。ホイルにバターとキノコとローズマリーを入れてオーブンで30分焼くというものですが、ローズマリーがなかなか合うんですね、これが。
清水公園の帰りに寄ったのが、キッコーマンの工場に併設されたしょうゆものしり館。しょうゆをもらって帰ってきました。
とまあ、そんなこんなで、元気です、といったところです。
もうすぐ、トーキングヘッズの35号が出ますので、そちらもよろしくおねがいします。