こちら葛飾区水元公園前通信714

 夏休みの最後は、劇場版「ゲキレンジャー」と「仮面ライダー電王」を息子と見てきました。
 劇場版のいいところは、テレビでは見られない豪華な演出があるということで、そういう爽快感ってあります。例えば、激獣拳と臨獣拳が合体したり、仮面ライダーが4人とも勢ぞろいしたり、とか。わかっていても、何かそういうのが楽しいって思います。
 で、「ゲキレンジャー」ですが、ぼくはインリン・オブ・ジョイトイとメレ様とゲキイエローの脚にくらくらしていました。って、何を見ているんでしょう。いや、インリンはともかく、メレ様のガータベルトがまぶしい、って、だから、そういうことではいかんですね。小野真弓はどうしたんだって。まあ、例年通り、闘っている間に30分が過ぎてしまうという、そういうものではあるんですけれども。
 「仮面ライダー電王」は、今年は今までとちがっていて、テレビシリーズとも話がつながっているというのが、仕掛けとしては斬新でした。デンライナーって一種のタイムマシンなのだけれど、神の路線に入ると江戸時代でも中生代でも行けるという、そしてその路線をめぐって、時の流れにいる盗賊と戦うという。それにしても、タイムマシンで行くところって、恐竜時代に西部開拓時代、それから忍者が活躍する戦国時代って、それじゃドラえもんかよ、というつっこみを入れたくなってしまいますが(後述のように、前日、「劇場版ドラえもんのび太銀河鉄道」のビデオを見たのです)。
 でも、息子がいちばんおもしろかったと言うのは、「モモタロスのなつやすみ」でした。

 何かこういうものばかり見ている、と思われそうですが、そうなんです、という感じで、「マスター・オブ・サンダー」というビデオも見ました。千葉真一倉田保昭が初めて共演するとか、そういう作品なのですが、実は主演は木下あゆ美。昔、インタビューをしたときに、本人から聞かされていた「三徳和尚と7人の弟子」とかそんな仮題だったもの。木下はこれですっかり、自分はアクション俳優だって悟ったとか。そんな経緯があって、見たいと思っていました。
 その7人の弟子が、永田杏奈芳賀優里亜に椿俊之って、みんな仮面ライダー出演者かよってつっこみを入れたくなるでしょうが、さらに小松彩夏、って誰?って思われそうですけれど、実写版「美少女戦士セーラームーン」でセーラーヴィーナスをやっていた人です、って、あとは知らない。
 話はというと、かつて妹を失った小野篁が、妹を行きかえらせようとするあまり、死霊となって出てきて、弟子たちをみんな倒してしまうのだけれど、それを倒すために、三徳和尚(倉田)に育てられた娘が自分を含めて7人を集めるという。それを助けるのが千葉だったりする。途中、悪霊に乗り移られた倉田と千葉が闘ったりして、ワイヤーアクションとかなしに、地味に力の入った戦闘シーンだったりするのですけれども。正直、7人の弟子がうまく使いきれていないっていうのがあって、作品としては?なのだけれども、でもまあ、そういうものです。

 おとといは、町内会連合会のイベントで、子どもたちとともに、東京サマーランドに行って来ました。バスで行くので、それは楽なのだけれども、渋滞して時間がかかりました。
 朝7時集合だったのに、着いたら11時だったもんな。
 今年リニューアルされたサマーランドは、長い流れるプールというのが確かに気持ちいいです。もっとも、娘は波のプールが良かったみたいだけれど。とても混んでいたのだけれど、それでもピークよりは少なかったとか。天気が悪く、少し肌寒いくらいだったので、ジャグジーには人がびっしり。乾季に少ない水場で身体を寄せ合うカバみたいでした。
 その帰りに、バスの中で「ドラえもん」を見た、というわけです。

 夕べは、近所(といっても、自転車でちょっとあるし、飯塚橋を渡らなきゃいけない)にある大谷田温泉・明神の湯に入ってきました。
 ここは以前は、亀有ラドンセンターだったのですけれど、すっかり建てかえられて、料金も半分以下になっているという。休日の入浴料は大人1200円と安くはないですけれど、以前はその倍以上でしたから。東京温泉古代の湯も同じく倍以上だしね。なお、平日は900円です。
 決して広くはないスペースですし、浴槽の種類も多いとは言えないのですが、露天風呂がそれなりに広くとってあるし、湯の温度でいくつかの段階があるというだけで、けっこう子どもにも入りやすくなっています。
 最低限、食事ができる施設やマッサージが受けられる施設があり、ごろごろと寝転がってマンガを読むこともできるという。そういう作りになっています。まあ、館内施設向けの衣類のレンタルとか、不要だし、客層としても以前と違って、子どもが走り回っているし。おじさん向けから家族向けの転換は正しかった、と思うのでした。繁盛しているみたいだったし。たぶん、経営者も変わっているんでしょうね。
 まあ、近所のスーパー銭湯としては、良くできているのではないか、と思いました。
 それにしても、車でなきゃ来られないようなところなので、風呂上りにビールが飲めないっていう人も多いかもしれないな、とも思うのでした。
 帰りに、息子と途中でやっていた盆踊りに寄ってきたのでした。たぶん、この地域の最後の盆踊りのはずです。

 今日からまた、仕事、息子は保育園、娘はというと、ぼくの両親の家に行っているのでした。