それはそれとして

tenshinokuma2010-09-01

 小沢一郎の代表選出馬というのは、いろいろ思うところがある。たぶん、小沢の政策で管が首相、ということでいいと思うんだけど、そんなふうにはおさまらないところに不幸がある。
 円高の問題っていうのは、頭の悪い日本のマスコミにも責任があると思う。この経済状況で、「財源がない」と報道して政府の手足を縛ってしまったというのが、現状。だから、管首相は勘違いする。
 竹中は日銀が市中の国債を買って、市場にお金を供給すればいいって言うけど、その国債を買っているのが、郵貯銀行だったりして。
 こうなったら、小沢が首相になって、現代的な田中派政策でもやってもらうしかない。基地の問題も、ぐだぐだにしてくれそうだし。たぶん、支持率は低いだろうけれど、政策が認知されればいい。あと3年間は選挙もないし。
 この場合でも、小沢が首相をやるのは1年間だと思う。たぶん、小沢の身体がもたない。でも、選挙までに看板を変えて、支持率を上昇させておけばいいし。
 民主党は、次の世代がいないので、その間に育ってほしいものだが。
 あー、あと小沢がやるとしたら、公明党との政策連携の推進と、社民党の取り込み。社民党といっても、政治家を取り込むのではなく、支持基盤を取り込むというもの。
 そんなところかも。

 川上未映子の「わたくし率 イン 歯ー、または世界」(講談社文庫)を読んだ。声に出して読むと、気持ちいいかもしれない文章。でも、電車の中じゃ、それは無理だよね。