聖峰、高取山、不動越

11月12日土曜日は、ゆる山トレッキングをしてきました。今回は丹沢の聖峰です。
大山の手前にあり、聖峰不動尊があります。山としてはその先に高取山があってそこがピーク。別ルートで下山することもできます。だいたい3時間のコースです。
ということで、伊勢原駅から、朝は3本しかない栗原行のバスで終点まで。大山ケーブル行のバスはものすごい行列でしたが、こちらのバスは閑散としたものです。同じ聖峰に行くというおじさんがいて、バスの自由乗降区間で登山口で降りていましたが、こちらはせっかくなので終点まで。というか、実は聖峰に直接向かうのではなく、北側のルートを通って高取山をまわって聖峰に行くつもりでした。
栗原のバス停からは、両脇にみかん畑を観ながら、道路を歩いていきます。途中、法泉寺の観音様にお参り。
さらに歩いていくと、聖峰の登山口。実は北ルートではなく南の聖峰に直接向かう登山口まで来ていたのでした。ということで、まずは聖峰に向かいます。
わりとゆるい坂を登っていくと、山の神社の案内。ちょっと寄り道してみました。社というよりは石碑が祀ってある感じです。
ちょっと戻ってもう少し歩くと、男坂と女坂の分岐点。ここは迷わずに男坂へ。直登を楽しむ、というのもあるのだけど、上りの急坂は比較的楽なので。下りの急坂のがつらいし。
それに、男坂は日当たりがいいので、気持ちいいかな、と。途中、バスで一緒だったおじさんとすれ違いました。もう下山するということです。
男坂を登った先に、聖峰不動尊があります。標高380m。足腰とか安産とかにご利益あるとか。安産はともかく、ここまで上ってくれば、足腰のご利益もありそうなものです。
展望が良く、ベンチもたくさんあったのですが、お昼には少し早かったので、お茶を飲んでちょっと休憩。
ここまでのルートはわりと広葉樹多めで、そこそこ紅葉も見られたりしたのですが、ここから高取山までは、杉林が増えます。急な階段を上り、1時間ほどで高取山へ。標高556.2m、今日のピークです。ここまで、人が少ないトレッキングでした。まあ、猟銃の音や下界の何かの放送が聞こえたりと、静かとはいかないですが。でも。高取山で、蓑毛側から来た団体と遭遇。ここでお昼ごはんにしたのですが、団体も同じく昼食。まあ、こうしてみんなで山に登るというのも安全でいいですよね。
ここから、少し北に歩いて、栗原に降りる分岐を目指したのですが、分岐を通りすぎて、不動明王のところまできてしまいました。さらにその先まで進み、引き返したわけです。まあ、ひきかえさず蓑毛まで行くということも考えたのですが、そうすると上りが多くなることと、鶴巻温泉への立ち寄りがめんどくさくなるということで、引き返しました。
分岐を通りすぎた理由ははっきりしていて、標識がなかったからです。栗原方面の山道があるって書いていませんでした。でもまあ、地図にはあるので、道を降りていきます。
確かに、あまり人が通らないような道でしたね。木にテープがあって、ガイドになっていましたが、それでも道が見当たらない箇所があって、難儀しました。
あまり見るべきところもなく、このルートはおすすめしません。
でもまあ、そのうち林道に出て、鹿柵を抜け、ゴルフ場を横切ると、みかん畑が見えてきます。ということで、栗原です。
余力があったら、塔の山緑地公園を横切って鶴巻温泉に向かうつもりだったのですが、また山をのぼるというのもどうかというのと、途中でコースを間違えた時間のロスもあって、この日は断念。そのうち塔の山はゆるく上ってみたいと思います。
鶴巻温泉の弘法の湯で疲れを癒したのでした。