四阿屋山

昨日12月4日、埼玉県小鹿野町にある四阿屋山に登ってきました。
以前、両神山を登った時に、小鹿野町にはもうひとつ山があるということで、気になっていました。とはいえ、長いコースではないので、後回しにしていたのですが、陽が短くなってきたので、逆に長いコースを歩けないということで、この機会に行ってみました。
交通機関はけっこう不便ですが、それでも両神山よりはましかな。小鹿野町営バスで薬師の湯バスターミナルまで行き、そこからスタート。
最初に薬師様をお参りし、そのとなりにある両神神社の里社もお参りしてスタート。まず、薬師コースで、山居・大堤方面を目指します。コースの入口がわかりにくいですが。山居というのは集落ですが、そこまでのコースはさほどきつくなく、落ち葉を踏みしめながら快適に歩けました。けっこう高齢の女性ともすれちがいましたが、まあ、気楽なトレッキングです。
途中、展望台への分岐とかあります。実は、四阿屋山に登るのであれば、この展望台に行くコースがおすすめなのですが、今回は大堤方面の道を歩きました。
大堤から四阿屋山までのつつじ新道というコースがあるのですが、その途中に山居方面の分岐があり、そこを目指したというわけです。でも、ここから先、急な山道とあったので、なんかいやな予感がしました。トラバースぎみでけっこう歩きにくかったです。コースもたどりにくいし、あまりおすすめしません。でも、それだけではないのです。つつじ新道に出てから、四阿屋山を目指すのですが、小鹿野町で配布している地図によると、ここから先は鎖場の多い上級者向けコースとのこと。まあ、目の前、道という感じはしなかったですが。
いきなり、急な鎖場です。高さ8mの直登まであって、ちょっとくじけそうになりました。確かに、初心者にはおすすめしません。鎖場の連続で、登ったかと思うと痩せた尾根が続き、両神山よりも歩きにくいです。山頂までの最後の登りも鎖があります。
でもまあ、実は、この鎖場がどんなものだったのか、興味があったのですが。もう二度と行きません。
山頂はせまいのですが、景色はばつぐんにいいです。両神山も見えます。
ということで、少しまったりと休んでから下山。ちょと戻り、鳥居山コースへ。最初の下りは急激で、階段になっているものの、鎖もあります。のぼるのもしんどいだろうなあ、といったところです。でも、急坂を下りきると、両神神社の奥社があり、ここで一安心。あとは快適なトレッキングコースとなっているはずでした。
まあ、コース的には急なアップダウンもなく、気持ちよく歩けるはずなのですが、問題は大量の落ち葉です。落葉広葉樹林は美しいのですが、大量の落ち葉で下りでは滑りそうになります。
でもまあ、そんなことも含め、どうにか下山、よく晴れた冬の一日を過ごしたということです。

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