こんにちは。
もう秋も終わりっていうくらい寒くなってきました。いかがおすごしでしょうか。
寒いのは苦手です。早く夏になってほしいです。
今月もトレッキングの話題から。まあ、ＦＢで書いている通りなのですが。
第一土曜日には山梨県の岩殿山に行きました。初めて行く山です。短いコースですが、鎖場とかあって、楽しそうだな、と。でも、何より歩きにくい山でした。というのも、礫岩のかたまりで、風化すると玉砂利の道になるという。これ、すべります。また、崩落してて通れない道もあったりして。とまあ、そんな山ではあるのですが、楽しく歩いてきました。
残念だったのは、大月市の福祉センターの浴場に入れなかったこと。市外の人は、今はだめだって言われてしまいました。まあ、いいんですけど。
第二土曜日は久しぶりの表丹沢縦走。ヤビツ峠から塔の岳に登り、大倉尾根を下るというコース。年に一度は表丹沢と陣馬－高尾の縦走はしたいなあって思っています。
ただし今回は、目的はそれだけではなく、ヤビツ峠から塔の台に上りたかったということ。ここ、ススキがきれいなので、また行きたいって思っていました。塔の台に前回のぼったのは、一昨年の春だったかな。蓑毛から登ってきたので、けっこう最後はへろへろになってました。で、今回は塔の台から降りた場所が以前と変わっていて、道に迷いました。でもまあ、日本武尊足跡なんかも訪れたし、まあ晴天にも恵まれて気持ちのいいトレッキングでした。
第三土曜日は浅間山。といっても、実は府中市にある多磨霊園に隣接している浅間山公園の山。標高７９メートル、低いですね。でも、なかなかきれいな里山でした。トレッキングというより、散歩ですが。
第四土曜日はトレッキングはお休み。次回は、ヤマビルが冬眠したであろう東丹沢に行こうと思っています。
釣りは２回行きました。３日文化の日には、江戸川放水路でハゼ。例年であれば、もう岸からは釣れない時期ですが、今年はけっこう釣れました。水温が高いのでしょうか。今回は、折れていない釣りざおだったので、安心して釣れたし、まあ、ほどほどに釣れたので良かったな、と。
２３日勤労感謝の日には、根府川に行きました。釣りです。岩礁で釣りをしてきました。風が強くて、釣りには向かない天気でした。ということで、小ぶりなアカハタ以外はベラしか釣れなくて、ちょっと残念ではありましたが、また来年には行こうと思います。
最近読んだ本といえば、まずはレベッカ・ソルニットの「私のいない部屋」（左右社）かな。これはおすすめです。ソルニットといえば「説教したがる男たち」ですが、本書はもうちょっと自伝的な文章で、いわゆる女性を含めたマイノリティが社会でいかに無視されているのか、自分の体験として書いています。その一方で、ゲイの男性のコミュニティでの友人など、ちょっと泣ける話もあります。
キース・トーマスの「ダリア・ミッチェル博士の発見と異変」（竹書房）は、ファーストコンタクトをめぐるノンフィクションという体裁の小説で、好みです。話としてはシンプルなんですけどね。
サラ・ピンスカーの「新しい時代への歌」（竹書房）も好みです。ＳＦかといわれると、近未来音楽小説っていう感じなんですけど。でも、感染症とテロによって、いわゆる「密」が禁止され、ライブができなくなった近未来での話。ライブを求めて演奏し続ける主人公と、ネット空間で演奏するミュージシャンのスカウトをするもう一人の主人公との話なのですが、コロナ危機前に発表されたので、なんか予見しているというところです。でも、予見してしまえるのは、そもそも閉塞的な社会に生きているからなんだろうな、と思います。
林育徳の「リングサイド」（小学館）は、台湾人によるプロレスファンを主人公にした小説。表紙は三沢光晴。台湾では昔の日本のプロレスの試合をケーブルテレビで放映していて、あるいはプロレスファンがいて、と。三沢はもう故人なんだけど、台湾では主人公の祖母が三沢ファンで、でも三沢がすでに死んでいると知っても、祖母はテレビの中では三沢は生きているじゃないかって。
女性を主人公にした話では、尾崎魔弓とプラム麻里子の試合が放映されている。プラムもまた故人だ。
身体をはって生きることのバイタリティと身体をはるしかない悲しさが同居した、そんな作品です。
ドラマの「古見さんはコミュ症です」を録画して見てしまいました。なんか、古見さん役の池田エライザがとてもかわいくて。でも、潔清子役の大西礼芳がやっぱりかわいくて、眼鏡に弱いです。しかし、３０代集めて男子高校生をやらせるっていうのも、なんかすごいな。
ということで、もうすぐ１２月です。
