辺室山

再び、東丹沢。前回は、大山三峰を縦走したのだけれど、今回はその北側にある辺室山を目指しました。ヤマビルがいない時期に登っておこうということで。
本厚木駅から宮ケ瀬行きのバスに乗り、土山峠で下車。
登山口はすぐに見つかるのですが、なんだかこのぞんざいな感じがそそられます。とりあえず階段状の道を登っていきます。途中、小さな祠があり、トレッキングの無事を祈ります。
まあ、さしたる急なアップダウンはないのですが、道として整備されているという感じではなく、尾根道のくせに真ん中に気が生えていたりして、それはそれで楽しいです。
まあ、大山三峰ほどのやせた尾根も鎖場もなく、どうにか歩けるレベル。1時間ほどで、辺室山の山頂に到着。この先、おちつけるベンチはないので(ベンチはあるのですが、開けた感じがないので)、早いけどここで昼食。
ちょっとくつろぎます。
ここから、物見峠まで、1時間くらいですが、ちょっとアップダウンがありますね。まあ、このくらいアップダウンないと、というところでしょうか。歩きやすいとはいえないけど。
途中にまた祠。ここから鍋嵐方面の道があって、でも「ここから先は登山道ではありません」の立て札。鍋嵐は登山できる山ではない、ということですね。
気になってネットで調べてみると、けっこう登っている人がいますね。さすがに単独ではいかないし、道に迷ってるし、ではありますが。
ということで、物見峠。
ここから、山腹を横切るのが一般のルートなんだけど、崩落個所があるらしく、注意して通行してくださいって、なんか通れる気がしなかったので、三峰方面の急登を通って、稜線から下るルートを選択。この急な上りが、この日の一番の難所だったかも。
ここからは、2週間前に登った煤ケ谷からのルートを下山。まあ、多少足元が悪い道を、滑落しないように注意しながら下る、といったところでしょうか。
清川村の代表的ハイキングコースですが、ファミリーコースではないですね。
これからの季節、ヤマビル注意です。仏果山あたりでは、ヤマビルに血を吸われないように注意すればいいだけですが、ここはヤマビルを集落に持ち込まないように、というレベル。
東丹沢は、秋が深まるまでは、お休みにします。

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