鐘ヶ岳

先週の土曜日、11月9日、今年最後のトレッキングということで、丹沢の鐘ヶ岳に行ってきました。500m級のゆる山歩きに適した低山ですが、日没が早いので、こんなところで今はちょうどいいです。それに、今回は温泉に入るという目的もありますし。
小田急本厚木駅からバスで、広沢寺温泉入口まで。そこから、ちょっと進行方向に歩くと、登山口があります。
鐘ヶ岳は、全体が浅間神社。自然を楽しむというよりは、信仰の世界に入っていく感じです。
ということで、登山口はまず鳥居があります。そして、頂上に向けて、〇丁目っていう石が立っています。この石、建てられた年がほられています。ほとんどが文久4年、子年、と書いてあります。でもこれじゃ何年前だかわからないですね。西暦も並記してほしいですよね。江戸時代の人は不親切です。

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急坂もなく、気持ちよく登れますが、全体に植林の針葉樹林が多く、景色としてはちょっと恵まれないですね。でも、今日は時代を感じながら歩く、ということでいいです。
他の登山客もほとんどなく、静かなトレッキングでした。
あと、紅葉にもまだ早かったかな。
山頂付近に、石段が登場し、神社気分を盛り上げてくれます。先にあるのが、浅間神社の社。これはわりと新しいですね。
でも、さらに少し歩いて、ちょっと狭い山頂に、童子の像。これがなかなか趣があっていいんです。
テーブルのあるベンチは1つだけ。ここでおにぎりと食べていたら、後からきたカップルが。ちょっと待っていればどいてあげたんだけど。ちょっと先でランチをしていました。
下山は別ルートで。こっちは、もう少し広葉樹が多く、ちょっとだけ紅葉が見られました。
途中に分岐点があって、どちらも広沢寺温泉に降りるコースですが、「ゆるゆるコース」を選びました。なのに、あまりゆるゆるではなかったです。ということは、もう片方のコースはもっときついsかなのでしょうか。地図だと、ゆるゆるコースはぐるっとまわってトンネルを通って温泉に出るということなのです。
ということで、広沢寺温泉に到着。一軒宿の玉翠楼に、日帰り入浴。ここに来るのは久しぶり。親父が仕事をリタイアしたときに、弟と母親とで来ました。近い温泉宿でおいしいものが食べたい、というリクエストだったので。ここは、みそ仕立ての猪鍋が名物です。でも今回は入浴だけです。
露天風呂はなかなかすてきなつくりです。脱衣スペースはせまいですが、広い露天風呂に、空と樹木。アルカリ性のお湯で、ちょっとぬるぬるします。
入浴料は1000円。軽く山を歩き、ここの温泉っていうは、おすすめです。まだ季節的に楽しめると思います。
広沢寺温泉というのは、広沢寺があるから。お寺をおまいりしました。
広沢寺温泉にもバス停があるのですが、本数がないので、ちょっと歩き、元のバス停方面まで。おみやげは、黄金井酒造の直営店でお酒を購入。のんびりした秋の一日です。