土曜日、3月30日は、丹沢の大山に行ってきました。
大山は、初心者向けの山だし、山というより神社というようなものなのですが、なかなかどうして、1250mを超える高さです。
小田急伊勢原駅からバスで約30分。大山ケーブル駅に到着。ここからこま参道(階段に独楽の絵がついている)を上り、ケーブルカーの駅へ。
バス停近くで、ここで働いている男性が、「今日は客が少ないよ、異常だよ」と。確かに、少なかったですね。雨という予報のせいなのかな。
でもここで、ケーブルカーには乗らず、女坂を上りました。登るルートは、男坂と2種類あって、女坂の方が少しはゆるやかなのですが、でもそれだけじゃなく、途中の大山寺に寄ることができます。
女坂の七不思議、最初は枯れない水って、すでに枯れています。
大山寺におまいりしたあと、幸福祈願の瓦投げ。小皿のような瓦を、300円で2枚購入し、投げるのです。
幸福になれるでしょうか。
大山寺で変な音がすると思ったら、ヒキガエルの鳴き声でした。発情期で、池のまわりにたくさん。
そうそう、登る道にはミツマタの花が咲いていました。
40分ほど登ると、阿夫利神社の下社に到着。ここでもおまいりし、社の裏側で霊水をいただいてから、上社にむけて登ります。
山道というより、参道ということで、山頂の、たぶん28丁目まで、標が立っています。これを目安に登ると、何となく休みながらでも登れてしまう、ということですね。
人が少ないので、足元の悪い石段をゆっくり上りました。けっこう高い山なので、山頂付近はまだ葉っぱが出ていません。
下社から山頂までは2時間。登り続けるだけなので、ちょっとしんどいですが、小学生でも登っています。
下りは、見晴らし台方面のルートで。こっちは山道らしく、トレッキング気分です。それに、午後は晴れてきたし。
見晴らし台から下社までの間に、二重の滝。名所ですが、枯れています。やれやれ。
下社に近づくと、どこからかピアノの音。茶店の人が、お客が少なくて暇なので、店頭でピアノを弾いているのでした。
帰りはケーブルカー。2016年のデザインの賞をとっているのかな。割と新しい車両。
帰りのバスは、伊勢原駅直行。で、アナウンスは、落語家、金原亭馬玉。バスや大山の紹介に続いて、落語を一席。これで、みんな心地よく眠れます。
でも、麓ではけっこう桜も咲いていて、いい感じです。
もう少ししたら、山頂も新緑で満たされるでしょう。まあ、そうなると混みそうですが。
とまあ、楽しい今月のトレッキングでした。