秋本治の「いいゆだね!」の1巻が発売されました。「こち亀」とはまたちがった下町です。
舞台は玉の井。もう駅の名前は東向島だけど、あえてその地名なので、色街の解説もあります。
ヒロインはブラジルから来た日系三世の女性。なぜ、彼女が銭湯の女将さんかは、ぜひ読んでください。
最初の3話は94年に絵がれ、その後「こち亀」の連載終了をきっかけに再開。銭湯の経営のたいへんさよりも、作者の銭湯に対する興味と、どたばたした感じがなかなかすてきですよ。
ヒロインの魅力もさることながら、家族のだめさかげんもなかなかいいです。
このあたりの銭湯に行った人はわかるけど、玉の井ラビリンスです。
ということで、ぜひ。