こちら葛飾区水元公園前通信830

tenshinokuma2015-04-27

 まず、トーキングヘッズ叢書のNo.62が今月末に出ます。特集は大正浪漫。今回もまた、よろしくお願いいたしますです。

 それから、4月20日発売(先週ですね)の週刊エコノミストでも、フラッシュのコーナーでちょっとだけ記事を書かせていただきました。

 仕事としては、他に、「分散型エネルギー新聞」が休刊してしまったので、その分の仕事が減ってしまったわけですが、他の仕事のオファーとかあって、どうにかなっている、といったところでしょうか。
 あと、いろいろと仕事をしかけているのですが。キャッシュになるまでに時間がかかるわけで。GWはお金があまりないまま過ごすことになりそうです。
 まあ、フリーランスはしょうがないですね。

 花見は、結局、雨にたたられました。友人Aに友人Iに友人Kの参加で。
 今は、うちの庭の桜桃が満開です。でも、いくつ実がなるのでしょう?

 最近読んだ本といえば、中沢けいの「麹町二婆二娘孫一人」でしょうか。麹町は、取材で行くことがあるのですが、そこで人が暮らしているというのが、なんとなくわからないというか。不思議というのかな。ちょっとへんな感じでした。でも、四季折々のささやかな味覚みたいなものが、中沢けいの言葉で紹介されると、ビミーの原稿と同じだなあとか思ったりもして、うれしくもなります。

 今期の深夜アニメといえば、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 続」ですか。第二期は前よりも、ひりひりするような痛みをともなった傑作かな、と思います。
 そうとしか、言いようがないな。
 原作の方は、2年連続で「このラノベが読みたい」のベスト1だとのこと。いつの間にか、「僕は友だちが少ない」を超えてしまったのかもしれません。

 「長門有希ちゃんの消失」も見ています。たぶん、舞台は「涼宮ハルヒの消失」で登場したパラレルワールド。有希は普通の女の子という設定。内気でどじっこな眼鏡っ子
 でも、ハルヒよりも有希の方が好きっていう人は、アスカより綾波っていうくらい多いと思う。ということをやっているだけだと思うんだけれども、なんだか安心して見てしまいます。

 実は、前期の深夜アニメもまだ見終わってなくって。
 そうした中、「夜のヤッターマン」は、良かったです。これは、見ていない人は、そのうちツタヤで借りるべし。
 ドロンジョの子孫が、悪政に支配されるデッカイドー(つまり北海道)を開放しようとする話なんだけれども。それはそれでいいんだけれども、どうしても現在の政治状況が重なってしまうっていうのは、何というか、意図していないとしても、そう見てしまう時代なのでしょうか。ということは関係なく、よくできています。ドロンジョもかわいかったけれども、アイちゃんが自分を取り戻していくところは、ちょっと泣けました。

 政治といえば、先日、天皇夫妻がパラオを訪問したこと。
 天皇制そのものには批判的なんだけれども。それでも、なぜか戦前を取り戻そうとしている時代にあって、そこではまだ戦後が続いているというのは、不思議な光景だったかな、と思います。
 このニュースを見ていて思い出したのは、エセ右翼とサイパンのこと。
 実は、昔いた会社で、社員旅行でサイパンに行ったことがあります。この会社には、頭のおかしい右翼のおっさんがいました。酔っ払うと天皇陛下万歳とか叫んだりする。
 当然だけど、このおっさんもサイパンに行ったのですが、そこでは、中日は他の社員と海で遊んでいたというか。せっかくサイパンに行ったのだから、右翼らしくもっと行くところがあるだろうに、と思ったのですけど。英語ができないのかもしれないけれども、でも、右翼なんだからそこは行けよ、と思いました。腰抜けだよな、と。
あ、いや、ぼくは自転車で島を一回りしたし、いろいろおもしろかったですけど。95式軽戦車もあったし。
 ネトウヨも、こんなもんなんだろうな、と、最近になって思い返すしだいです。

 「ドラゴンクエストX」も、4月30日にはバージョン3が発売になります。
 だらだらできるオンラインRPGというのが、なかなか居心地がいいなと、あらためて思うのです。