こちら葛飾区水元公園前通信821

tenshinokuma2014-09-25

 おはようございますです。
 
 もう9月も終わりで、1年の4分の3が終わってしまうんですね。まあ、何と早いこと。
 あいかわらず、不愉快な社会です。別に朝日新聞を擁護するつもりはないけれども、不毛なバッシングの記事ばかりの週刊新潮週刊文春の広告を見ると、げんなりします。
 朝日新聞誤報をしたところで、従軍慰安婦がなかったことになるわけじゃないし、吉田調書が明らかにしている問題がなくなるわけでもないのですが、そういったものがなかったことになる。
 世界に出ればおまぬけな安倍晋三ですが、日本にいて内側を見ていると、あれでいいんだって思う人が多いんだな、とか。
 もっとも、日本という国に住む多くの人が、どれほど内向きかなんてことは、地球温暖化問題の取材を続けていたおかげで、昔からわかっていたことではあるのですが。

 宮下あきらの「極!男塾」には、安倍晋三そっくりのおまぬけな顔の総理大臣が登場します。フェミ的にはどうよ、という宮下ですが、価値観ははっきりしていて、誰かのために死ねるのが漢なわけで、その意味では安倍晋三は漢ではないわけです。まあ、アナーキーな宮下の世界に、総理大臣はふさわしくないのですが。うーん、剣桃次郎は総理大臣になったんだっけ。

 今は、「サンリオSF文庫総解説」(本の雑誌社)を読んでいます。70年代末から80年代にかけて存在した、サンリオSF文庫は、覚えていると思うのですが、難解なSFと美しいカバーの本でした。
 ぼくも3分の1くらいは読んでいるはずなんだけど、解説を読んでいると、けっこう忘れているな、って。なんか、後ろ向きだなっていう気がしないでもないけれども、過去の遺産を大事にすることも必要かな、とか。
 でも、復刊すべき本もあるし、未刊だった作品で出して欲しいものもある。アンナ・カヴァンは復刊に新刊といったところだけど、それだけじゃなくって。
 話すと長くなるから、そうだな、サンリオSF文庫限定でビブリオバトルとかしたらいいかもしれない。

 えーと、先月末の鹿島での釣りは、イマイチでした。釣りデビューの姪と甥のめんどうにくわえて、弟も釣りをまともにしたことないので、なんかそっちのめんどうを見るだけで・・・。
 その後、ハゼ釣りも行ったのですが、今年はあまり釣れていません。9月になっても小さいし。8月末の青潮がいけなかったのかな。
 今年の釣りも、あと1回くらいかな。葉山に戻ろうと思います。やっぱり、カワハギです。

 今期の深夜アニメもそろそろ最終回。いろいろ面白かったのですが、あえて「残響のテロル」は機会があったら見てくださいって言っておきます。
 初回から、青森県六ケ所村でプルトニウムを盗み出し、飛行場では警察側の偽装テロで自動操縦された旅客機が爆発し、でも秘密保護法のおかげで事実は明らかにされない、とか。深夜アニメのアナーキーさが良く出ていて。2014年はこの作品が放映されたということで記憶されてもいいと思います。
 でも、なぜかあまり話題にならないんですけど。

 予定では、来月末に、「電力・ガス業界の動向とカラクリがよ〜くわかる本(第3版)」が出ます。買えとは言いませんが、書店で見かけたら、手に取ってやって下さい。

 今月はこんなところで。