明日は都議選だし、総選挙も近い。
だんだん、民主党政権が近づいているし、取材した範囲では、経済産業省もその準備を着々と進めているという印象を持っている。
本格的な政権交代というのは、とても楽しみにしている。
とはいえ、民主党も自民党と変わらないのではないか、ということがよく言われる。小沢も鳩山も岡田もそもそも元自民党だし、という。元田中派の流れをくむ政治家ということもあるだろう。でも、そこは大きな問題ではないと思っている。
むしろ、思想的に、ウヨクな人たちの存在が、問題なのだと思っている。
ぼくが、自民党政治家を許せないのは、教育基本法の改悪に賛成してしまったという一点である。自民党の議員にインタビューしたことはあるし、「いい人」だと思ったことも少なくない。けれども、人が持つべき権利というものがどういうものであるのか、子どもの権利はどういうものであるのか、という思想は、政治家としての根底にあるものだと思っている。
まさに、その一点において、政治家として信用できないということだ。
では、民主党は違うのか。おそらく、民主党にも教育基本法の改正に賛成だと思った議員は少なくないだろう。でも、そうではない議員もいる、ということが大切なのだ。
そして、そういう議員を増やしていくということが大切なのだと思っている。ついでに言えば、その意味では社民党が民主党に吸収されてもいいとも思っていて、その中で民主党をどのように引っ張っていくのか、ということが大切かもしれない、とも思うのだけれども、たやすいことではないだろうとも思う。
総選挙の場合、小選挙区制なので、このことを選ぶということは、やさしいことではないが、それでもあえて言えば、人の権利に鈍感なこうした候補者には、落選していただきたいと思う。というか、長期的な視点では、そのほうがいいとも思っているのだけれども。比例区もあるしね。
ということで、都議選であるが、こちらは幸いにも中選挙区制である。葛飾区は定数4で、自民2、公明、民主2、共産、無所属の7人が立候補している。理想を言えば、自民党の方は2人とも落選していただきたいのだが。民主党のどちらか一人ということになれば、やはりできれば、ということになる。まあ、今回は、共産党に投票する、と以前書いた通りなので、どっちが、ということを言うことはないのだけれども。
そうそう、葛飾区はこのあと、区議選もあるんだっけな。
写真は、庭にいたカミキリムシ。
東京ヤクルトは、とりあえず3連勝で少し持ち直した。