飯室山、枡形山、つつじ山、あじさい山

1月8日は、超ゆる山トレッキングをしてきました。元日のカニ山ほどではないですが。
向かった先は生田緑地。目指すは枡形山標高84mです。低いですね。
向ケ丘遊園駅からあるいて、登山口に向かいます。登山口というか、生田緑地長者穴口ですね。ここは谷になっていて、32基の横穴墓があります。ここから登っていきます。7世紀ですから、飛鳥時代ということになるのかな。でもこの時期、関東は実質的に古墳時代ですね。
たぬきに注意ということで、動物のたぬきではなく、老朽化した木道を踏み抜かないために、注意して歩いてくださいとのこと。「たいへん!ぬけます!きけん!」です。
でもまあ、この階段を登りきると、最初のピークの飯室山標高80mです。あずまやがあって、町が見渡せます。枡形山は山城だったわけですが、この飯室山はその出城になります。
 ここから少し歩けば、枡形山山頂。展望台もあって、広場では少年たちが空手のけいこをしています。遊具があって、小さな子供たちも遊んでいて、のんびりした山頂です。
ここでお昼ご飯。
でも、トレッキングはここからが本番。生田緑地の散策です。不動尊跡地とかホタルがいる谷間(もちろんこの季節はいない)とか、ハンノキ林とかをめぐり、さらにつつじ山とあじさい山も。まあ、つつじ山はピークがありましたが、あじさい山は山というよりもあじさいが植えてある斜面ですが。ほかにも、梅園とか、野鳥観察園とか、歩けばいろいろなところがあるわけですが、冬なので花は咲いていないです。
なんだかんだいって、アップダウンもあるし、2時間は散策していました。あまり手入れされていない雑木林っていうのも、趣があっていいものです。
たぬきではないけれど、確かに木道は傷んでいるところがあって、あちこち補修中だったり通行止めだったりもします。でもそれも4月には終わっているでしょう。
とまあ、そんな感じですが、次回は超はつかないゆる山に行こうと思っています。

縄文天然温泉 志楽の湯

昨日1月8日のスーパー銭湯は、南武線矢向駅近くにある、縄文天然温泉 志楽の湯です。このグループで紹介があって、ちょっと気になっていました。
この日は超ゆる山トレッキングということで、生田緑地の飯室山と枡形山に登りました。どのくらいゆるいかというと、ピークの枡形山でさえ標高84mですからね。
でもまあ、生田緑地を歩くのは楽しかったです。ところどころ通行止めがあるので、修理が終わる4月以降がおすすめですが。
そのあと、登戸から南武線でおよそ30分、矢向駅の東側にあるのが、ここです。
団地や住宅街のなかにあるので、かなりめだたないし、看板も小さいのですが、お湯のにおいと駐車場があるので、すぐにみつかります。
 入浴料はややお高めの休日1300円。でも、いわゆるスーパー銭湯のにぎやかな雰囲気はなく、むしろ落ち着いています。下駄箱なんかは銭湯と同じ下足札だし。音楽なんかも流れていないしね。
ということで、浴室へ。
浴室の雰囲気は、地方の温泉のちょっとひなびた感じ。照明はおとしてあり、自然光が取り入れられています。広い浴槽には適温の褐色のお湯がたっぷりであたたまります。それと、味噌樽の湯というのがあって。ちょっと朽ちた感じの木桶の浴槽には白湯。木のもう新しくないっていう感じがなんだかほっとさせます。
露天風呂も岩風呂で褐色のお湯です。中にいくつか岩がおいていあるので、つまずかないように注意。アカハラみたいな鳥が通りすぎていきました。
なんかみんなのんびりとお湯につかっていて、ほのぼのとしました。まあ、サウナは混んでいたしサウナーではないので入りませんでしたが。とまあそんな感じでまったりとしてきました。
矢向といえば、昨年末で睦湯が閉店してしまったのが残念ですね。

川越七福神

今年は恒例の七福神めぐりを1月3日に行ってきました。今回は川越七福神です。
ということで、川越駅からスタート。ところで、バッドニュースですが、コロナの影響で、色紙についてはすべて御朱印を押したものを販売していて、各お寺での押印はないということです。でも、スタンプは設置してあるので、勝手に七福神めぐりはできるということなのですが。
ということで、駅から線路沿いに少し南東にあるいたところに、毘沙門天の妙善寺がありました。ここで色紙を購入。最初に買ってしまえば、あとは安心です。台紙を持って歩いている人もいました。
ここから東にのんびりとした道を歩いていくと、途中に菅原神社。梅はすでに咲いていました。
さらに坂を下っていくと、天然寺があります。ここは寿老人ですね。16号線ぞいにあります。山号が自然山ですから、なんかすごいなまえだなあ、と。
 少し西に引き返した後、北上します。ここから人が増えてきます。中学校の校庭にも車がたくさんとまっているのですが、川越大師お参りのための臨時駐車場になっているということです。
途中、七福神とは関係ないのですが、中院というお寺にもお参り。実はここまでのお寺はすべて天台宗だったので、宗派つながりで、というわけでもあるのですが、なかなか立派なお寺だったので、足が向いてしまいました。
途中、東照宮にもお参りし、どうする家康とか思いつつ、さらに人がぎっしりで露天がたくさん出ている中を、喜多院に向かいます。さすがにここは人が多いですね。のんびりと七福神めぐりとはいきません。混んでいるのがいやで、大きなお寺に初もうでに行くことはしないのに。
でもまあここで大黒様をお参りします。
そのすぐ北に、成田山別院があり、ここは恵比須様ですね。
そこから川越のメインストリート方面に歩きます。途中で昼食。
福禄寿の蓮馨寺もちょっとにぎわっていたかな。
ここから石畳の道を歩き、蔵造りの町並みを歩き、なんだか川越の観光スポットを歩かされているのではないか、と思いました。時の鐘を右に見て、菓子屋横丁を抜け、新河岸川のほとりにあるのが、見立寺で、ここが布袋尊です。
最後が妙昌寺の弁財天なのですが、本堂から境内内の坂を下ったところに弁天堂があって、なんかわかりにくいですね。
でもまあ、ここまで6kmです。よく歩きました。
さらに、川越のスーパー銭湯、小さな旅川越温泉まで歩き、足の疲れを癒すのでした。
そんなわけで、今年も平穏に過ごせますように。

小さな旅 川越温泉

1月3日は、恒例の七福神めぐりに行ってきました。ことしは川越七福神です。お寺によっては静かなところもありましたが、メインの喜多院成田山別院はものすごい人でした。
とまあ、そんなわけで、巡り終えた後は、お風呂です。ちょっと歩く距離があったけど、小さな旅 川越温泉です。川越市駅からのほうが近いのかな。川越駅からバスで10分だけど歩いても20分はかからない。
ややこじんまりしたスーパー銭湯ですが、休日でも950円とわりと良心的な価格。もっとも、川越には他にも2軒スーパー銭湯があって、価格を調べるとどこも同じだったりします。まあ、そうなりますよね。
浴室もそれほど広いわけじゃないけど、内湯には高濃度炭酸泉とぬる湯で、これがこの日の薬湯として日本酒風呂になっていました。外には岩風呂など源泉かけ流しもあって、ロテナーとしては満足です。のんびりとお湯につかっていました。お湯は適温かな。
お風呂はそれぞれ七福神が配置されていて、7つのお風呂で七福神めぐりができるという、縁起のいいお風呂です。でもまあ、ここは気にいったお風呂でまったりですね。

カニ山、深大寺自然広場

あけましておめでとうございます。
ということで、1月1日から山に登っています。ここは、近所のカニ山、標高50mです。低いですね。超ゆる山です。
深大寺の近くにあって、山頂はキャンプ場。雑木林の散策もなかなかいい感じです。
深大寺自然広場の一画で、何もないといったところです。もっとも、自然広場の方は、中央高速の下をくぐっていくと、その先に都立農業高校神代分舎があって、中に入れないけれど、ちょっとした谷になっていて、雑木林が続いています。
とまあそんなわけで、今年もよろしくおねがいいたします。

星谷浴泉(ひさしぶり)

今日12月30日の銭湯は、足立区の星谷浴泉でした。実家の母親のようすを見に行った帰りです。
8年ぶりかな。前回は、小台湯が休業していて、豊明湯が休業していて、という流浪の果てにたどりついたんだっけ。でも、どちらももうないですね。
この銭湯が印象的なのは、若い兄弟が運営しているということ。建物こそ昔のままなんだけど。でも、雰囲気はちがいますよね。
ということで、玄関をくぐり、男湯へ。番台で入浴料を払い、浴室へ。
浴槽は3つにしきられていて、薬湯はややぬるめのバイブラ。深い浴槽と座風呂はちょっと熱め。なんとなく、ぬるめのバイブラでまったりしてしまいました。
 背景は白糸の滝の向こうに富士山。こじんまりしたペンキ画だけど、見上げるにはちょうどいいですね。
あと、その下の白鳥の絵のついたタイル、なかなかめずらしいかも、です。
まあでも、帰りは寒くなるので、座風呂のジェットで足の裏をマッサージしつつ、温まってから、出ました。
結局、バス通りまでけっこう歩くので、冷えてしまったわけですが。

大勢山、大高取山、桂木山

12月28日は、埼玉県の越生にある、大高取山に登ってきました。なかなかのゆる山です。めずらしく、大学時代の友人M、友人N、友人Wと還暦男4人組で歩いてきたのです。きっかけは先代在住の友人Wのリクエストなのですが、ゆるく歩けてお風呂があるというコースで選んでみました。
ぼくは越生まで、八高線で行きました。八高線は八王子と高崎を結ぶ路線なのですが、高麗川までしか電化されていないので、そこからディーゼルカーに乗らないといけません。それも味わい深くてぼくは好きですけど。
友人たちはもっと便利な東武鉄道越生線できました。1時間に1本と1時間に4本では差が大きいですね。
ということでスタート。街中をぬけて、最初に目指すのは、世界無名戦士の墓のある大勢山です。ここにいたる広い階段では、学生たちがトレーニングをしていました。ちょうどいい階段なんですね、けっこうきつそうだったけど。
とりあえずここで参拝、ウクライナに平和が戻りますように。
 なお、墓の上は展望台。空気がすんでいると筑波山まで見えるとか。この日はコンディションは良くなかったので、スカイツリーも見えなかったです。
ここから本格的な山道になります。とはいえ、急坂はなく、なだらかなアップダウンです。途中、西山高取を経由し、この日のピークの大高取山へ。途中、石灰岩の塊が露出したところもあって、秩父とつながっているなあ、とか思ったりもします。というか、地球科学科出身の友人Nが解説してくれるので、何だかブラタモリですね。
ちょっと下って幕岩展望台から、大高取山へ。ここの上りがいちばん山登りっぽかったかも。といっても、50メートルものぼれば山頂付近。山頂にはベンチもあって、見晴しもいいので、ここでお昼ごはん。
ここから、次は桂木山を経由して桂木観音まで下ります。
ここでいったん、車道へ。もちろん観音様をお参りし、鐘も撞かせていただきました。車道を少し下り、小さなミカンを一袋買ったあと、オーパーク越生までは再び山道。道しるべはゆうパーク越生になっていますが、2019年に改装されて、名前も変わっています。
ゆず畑を通りすぎるのですが、越生のゆずは日本最古のゆずだとか。
ところで、桂木観音のあたりで、ちょっとだけ越生町から出て毛呂山町に入ります。越生町のキャラクターはうめりんというのですが、毛呂山町のキャラクターはもろ丸くんです。この名前、何とかならなかったのかなあ、とちょっと思いました。
オーパーク越生で入浴。スーパー銭湯ではないので、こじんまりとした浴室ですが、露天岩風呂もあって、なかなか満足です。
風呂上りはビール。快感ですね。
ここから越生駅までは30分くらい。途中、梅が咲いていたりして、春は近いです。いや、近くはないか。
越生線に乗る友人たちを見送り、ぼくは帰りの八高線を待つのでした。