吉の湯

でもって、本日、月曜日の銭湯は、川崎市の吉の湯です。
仕事を早めに終わらせて、川崎へ。駅からバスで行ったのですが、実は駅からけっこう近かったので、歩いていけば良かったかな、とちょっと後悔。
銭湯としてはちょっと老朽化した昔ながらの銭湯。でもまあ、建物としてばっちりです。
ということで、番台でお金を払い、髭剃りも購入して早速入浴。
背景はペンキ画ですが、石川県の海の向こうに富士山が見えるという、地理的にはちょっと無理がある、中島絵師の作品。でも、石川県というか珠洲の海は、脱衣所にポスターが貼ってあるので、元ネタがわかるよな、とも。
お湯の温度は気持ち高め。まあ、ゆっくりと入っていられるレベル。
で、背景のペンキ画よりも、女湯との間のタイル画がいいですよ。安藤広重東海道五十三次のうちの箱根がモチーフ。これを湯船につかりながら観るっていうのがいいですね。
お客が少なく、とても静かな感じでした。
湯上りは川崎市の銭湯サイダー。
行きは歩いても良かった、と後悔したわりには、帰りも川崎駅までバス。まあ、風呂上りは歩きたくないですよね。

f:id:tenshinokuma:20210531194741j:plain

たから湯

日曜日の銭湯は埼玉県秩父市のたから湯でした。
この日は、東京都最高峰の雲取山にのぼったあと、三峰神社を目指して下りてきたした。
雲取山から三峯神社って、メインルートではないのですが、たから湯に入るためにこちらに下ってきた、ということなのです。
たから湯は、別の方の報告にあるように、週3日しか営業していないとか。先月行ったときは土曜日だったので、休業だったわけです。
ということで、9時間におよぶトレッキングのあと、入浴。
まず脱衣所で目立つのは、9条を守る会のポスターとアベ政治を許さないのポスター。日本国憲法9条は守るべきですよね、というのがぼくの信条。アベ政治も許さないけど、今となってはスガ政治を許さない、でしょうか。とりあえず、オリンピックどうよ、です。
ということはさておいて、早速入浴。背景はクラブ湯と同じくエハラ尚美堂によるペンキ画。富士山です。なんか、ここだとリアル富士山も大きく見えそうではありますが。
お湯の温度は適温。疲れが取れます。なんかもう、幸せです。特別な設備はないけど、浅い浴槽と深い浴槽、お湯が沸き出ていて、なんかいいですね。
そんなわけで、帰りの電車の中でビールを飲んでました。なお、西武鉄道は特急ではなく各駅をおすすめします。西武秩父線の各駅列車のボックスシートがすてきです。特急は飯能まで後ろ向きに走るので、なんかイマイチなんです。
ということで、これで埼玉県の銭湯もすべて入りました。先日の茨城県に続き、これで1都3県ですね。

f:id:tenshinokuma:20210530173415j:plain

三条の湯

土曜日の温泉は、三条の湯です。
前々から登りたいと思っていたのが、東京都の最高峰の雲取山。「鬼滅の刃」でちょっとは知られたかも、とか。
で、三条の湯は、その途中の標高1000mのところにある山小屋です。ここに温泉があるっていうのも、なんかいいですよね。
雲取山といえば、雲取山荘に宿泊するのが一般的なのかもしれませんが、そこはそれ、このグループのメンバーなので、温泉ということになります。
かくして、三条の湯で一泊し、翌日に雲取山を目指すことにしたわけです。
といいつつ、出鼻をくじかれたのは、ここに至るメインルートの後山林道が通行止めになっていること。ということで、サヲラ峠を経由していくことに。このコースはとても良かったのですが、それがぼくのページで後日。
ほぼ5時間のトレッキングで三条の湯に到着。
お湯はかすかに硫黄の香りがします。なかなか素朴な温泉です。ただ、人が少ないと温まりすぎてちょっと熱くなったりもします。
それと、お風呂は大小2つあって、時間帯で男女に分かれています。
でもまあ、山林の中でこんなお湯につかれるというのは、かなりの贅沢だと思います。
せっけんとかは使用禁止ですが、日帰り入浴もできますし、後山林道が再開したら、行ってみる価値はあります。
雲取山を登らなくても、天平尾根を歩くだけでも十分に気持ちいいですよ。
ということで、ここで宿泊し、翌日の雲取山を目指すのでした。

f:id:tenshinokuma:20210529153129j:plain

三徳湯(ひさしぶり)

今夜の銭湯は墨田区にある三徳湯。最寄り駅は京成押上線の八広。
実は、今夜はいくつかの銭湯でこんぶ湯をしているということでした。で、実施している銭湯から選んだのがここ。
ということで、通勤では使わない都営浅草線経由で八広まで。そこからちょっと歩いたところ、水戸街道に面しています。
で、お店の前にはってあったのが「明日、こんぶ湯をします」ということ。今日じゃないの?
はい、こんぶ湯ではありませんでした。
でも、三徳湯は、なんだか地方の銭湯みたいな感じがして、それはそれで好きです。古いビル型銭湯だし、脱衣所と浴室が一体的な感じだし、玄関もシンプルだし。
ということで、こんぶはあきらめて入浴。お客も少なく、ちょっとのんびりしました。特に目立つ装飾があるわけでもなく、ほどよい温度のラジウム浴もできるし、まあ、そんなこんなです。
お風呂から出て空を見上げると、うす曇りの向こうにぼんやりと欠けた月が見えました。
ということで、今日、こんぶ湯にはいりそこねた方は、ぜひ三徳湯へ。

f:id:tenshinokuma:20210526204551j:plain

星乃湯

昨日の銭湯は、川崎市の星乃湯でした。仕事を早めに終わらせ、川崎駅からバスで大島三丁目。
なかなかきれいな銭湯で、星らしく、テーマは十二星座。
浴槽は、普通と熱めでとぬるめ。熱めは草津温泉の入浴剤で、電気風呂付。ぬるめは外気浴のコーナー。そして、説明のところに、それぞれ星座の絵。ぬるめの湯だったらおとめ座、とか。
脱衣所との間の上方にも十二の星座の絵がある。
おけは黄色いプラスチックですが、真ん中に「ほ」の字。ローマジでHOSHINOYUとあります。
とまあ、そんな感じです。まずは普通のお湯で温まった後、外気浴のところでぬるめのお湯でまったり。最後に草津温泉のお湯で温まりました。
帰りもバスで川崎駅まで。暖かいので湯冷めはしないですね。

f:id:tenshinokuma:20210525211055j:plain

大黒湯(もうすぐ閉店)

北千住の大黒湯。キング・オブ・銭湯です。それが、6月30日をもって閉店してしまうということです。けっこうびっくり。キングですよ、キング。

他の銭湯の閉店なら驚かないけど、キングですよ。

何がキングって、この堂々とした建物。文化財級です。

広い浴槽に快適な露天風呂もあります。

ということで、昨日、行ってきました。気持ちいい大きなお風呂です。

でも、建物の老朽化と店主の体調もあって、閉店を決断したということでした。

キングがどういうものなのか、あと一カ月ちょっとですけど、足を運んでみてください。

なお、月曜日は定休日なので。

f:id:tenshinokuma:20210522181216j:plain

 

山陽館

金曜日、昨日の銭湯は川崎市の山陽館。二日続けて川崎ですね。というか、今週は3回目の川崎です。
今週の仕事が終わったということで、やり残した仕事を忘れて、入浴です。
川崎駅から富士電機循環のバスで向かいました。
バス停からちょっと暗い住宅街を歩かなきゃいけなかったのですが、でもそこの先に銭湯の灯りをみつけるとうれしいですよね。
ということで入浴。
内湯には白湯と薬湯。わずかに高めの温度ですが、よくあたたまります。バイブラでからだをほぐし、薬湯にも入ってみます。
でもね、やっぱりここは露天風呂です。岩風呂になっていて、適温のお湯。いや、わずかに温度が低いかな。このくらいのお湯にくかりながら空を見上げるのは至福です。雨があがったとはいえ、空はくもり、星が見えるわけではありませんが、それでもいいんです。
とまあ、そんな感じで、金曜日の夜を過ごすのでした。まあ、川崎から帰るのも大変ですが、電車の中でかったばかりの本を読むからいいんです。

f:id:tenshinokuma:20210521205307j:plain